先週の木曜日にJRの国分寺駅から西国分寺駅まで一駅を歩いた。その時咲き始めたソメイヨシノが三日後には満開になった。
昨日の朝は起きると頭が重くて目は目やにで開かなかった。これも一種の花粉症の症状なのだろうか。土曜日に付き添いで地域のかかりつけ医に行くとこの2週間くらいは空いていてお昼前には閉まってしまうくらいだったのに、1時近くまで患者さんで一杯だった。お彼岸のお中日に雪が降るというのも、記憶にないが、最近の天候不順で、体調を崩している人がとても多いようだった。
にも関わらず、土日に天気が良くなるととにかく人は外へと出て行くようだ。そして眠い。電車の中でも眠ってしまう人も多い。桜の下にシートをひいて、二人しっかり向き合って熟睡している人たちも。春だ。
というわけで、木曜日の散歩のこと。
電車に乗ったら中央特快だったので一駅目の国分寺駅で降りる。
国分寺崖線を下って不動橋からお鷹の道へ向かう。
22日の桜はまだこれ位の咲き具合。
しかし、シャガの花は5月ごろに咲くと思っていたのだが、もう咲いている。
崖線の下から水が湧いているところ。
道を挟んで史跡の駅おたカフェがあり、そこでランチを頂く。国分寺市のこくベジという取り組みで、市内の農家や飲食店が連携していて、地産地消の推進を図っている。
ほうれん草のポタージュ。
そして、湧水珈琲。ランチセットの場合、メニューの珈琲と湧水珈琲の値段は200円違う。珈琲の豆と入れ方は同じで水が違うとのこと。その説明を聞いただけだと、つい、水道は有料だが、湧水は目の前の湧水を汲んできたということなのだろうかと考える。しかし、お金に換算して考えてしまうのはすっかり拝金主義に洗脳されてしまっているせいなのかもしれないと考えてしまうこの頃。その200円は水の記憶が私の体内に染み込んでいくお金に変えられない価値だと感じようと思う。
国分寺楼門。
武蔵国分寺跡。市立歴史公園になっている。
武蔵野線の線路をくぐると武蔵国分尼寺跡へ出る。市立黒鐘公園に続いている。
国分寺崖線を見ると登りたくなる。
登って降りて、伝鎌倉街道。10メートルくらいなのだが、切り通しになっていて、車は通れないようになっている。
そもそも、今回、この鎌倉街道を歩こうという目的のためにやってきたのだが、つい崖の上に上がってしまう。もちろん頭の中では”今日鎌倉へ、行ってきました〜”とずっとリフレインしていたのは間違いない。ここは国分寺市だってば。
そして、今日、鎌倉へじゃなくて上野へ。
そして国立へ。
国分寺崖線を歩くのは以前から書いているので参考までに貼っておきます。よろしければどうぞ。