去年の暮れに昭和記念公園のみんなの原っぱに新しいカフェがオープンしたと聞いて、散歩に出かけた。今週は何回か雪が降るかもと言う天気予報だったが、幸いに外れている。来週はまた降るような予報だったので少し心配している。それでも今日は天気も良く青空で風もほとんどない。空気は冷たくても散歩日和。
お正月もわりと暖かかったせいか、街の中を歩いていても今年は梅の花が咲くのがいつもより早いような気もする。少し早い春の気配も感じてきた。
でも冬なのでやはり人気は少なく、寒々しい。
さらにいつも人気のいない川原の小道を行く。
ここは地球の歴史を学習できる、「46億年・地球の道」で10メートルが一億年になっている。だいたい10歩で1億年だ。
途中はほとんど何もないが、5億年くらいから急に立て札が並んで、現代に至るとゴミの山。
ちょうど今日読んでいる本『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』(田坂広志)の中で現代の科学には「説明できない不思議」が数多くあるという。その中に「ダーウィニズムの限界」という問題で人類のように高度で複雑な生命の誕生は数十億年の期間で誕生した謎を、現代の科学は説明できないのだという。
ちょうど今日歩いた道とちょうど読んだ本がシンクロしていることも何かを感じる訳で。
みんなの原っぱの中央は学生のマラソン大会のようで、人がたくさん見える。
その右手に新しくできたというカフェがあった。
オカカフェという素敵な名前が付いている。
多摩産材推進事業で最近多摩地域の木材を使っての建築があちこちに出来ている。隈研吾建築設計事務所のデザイン。
建物の横から後ろが丘のようになっている。見るだけで上に駆け上りたくなるのは私だけか。(もちろん立ち入り禁止)
お腹を満たした後でやっと花見。
みんなの原っぱからさらに進むとこもれ日の里ゾーンに入る。
春先駆けて咲く花はみんな胸がスッとするようないい香りがする。
そして根元に小さな花が。
セツブンソウ
まだほんの少ししか咲いていないが、何輪か花が見れた。
昭和記念公園は駅から歩いてすぐなのでとても便利だ。でもとても広いので、半周ぐらいで帰ってきても1万6千歩だった。