猫は幸せを運んでくれる

三月もあっという間に半分以上過ぎていくが、明るいニュースよりも深刻なニュースばかり。

おとといの地震も去年も同じくらいの時期で東日本大震災の余震だったというが、今年もそうだという。それにしてもこの時期に丁度起きるというのも不思議だ。地底では活発に地殻変動が起こっているのだろうが、それが見えないだけに恐ろしい。

東京でも11時半過ぎの地震帰宅困難者がまたかなりいて東京駅でタクシーに並ぶ長い列がテレビで映されていたが、平日とはいえ、もう深夜の時間帯で帰宅する人があれだけいるのだと改めて感じた。飲食店には時短要請と言っても、仕事は変わらずある人の方が多いのだろう。

春になるのを感じるのか、うちの猫も外に出たがる様子で、ドアの外に向かって切ない声で鳴いている。出られないと欲求が溜まるのか狭い部屋を和室からリビングを横切って洗面所に曲がってまた戻って壁にキックしてと走り回っている。特に男の子の方なのだがもう旅立つ準備かという感じだ。(ひとしきり暴れて今は籠の中でスヤスヤ寝ている)

昭和の頃では猫は自由に外を歩いていたが、最近では室内飼いが多い。まず外に歩いていっても歩道と車道で多分交通事故で死ぬ猫が多いせいもある。家の周りを見ても庭すらなく、歩道の街路樹の植え込みぐらいの自然しかないので飛び出せば車にひかれる危険は高い。女の子の方は家の中にいることでそんなに欲求不満はないようでしらっと男の子の方を見ている感じだ。どこかもっと自然のあるところに暮らしていて、猫も外を自由に歩いていたら本当に幸せなのかなと思うところもある。だけど現状では家の中だけで我慢してもらっている。

今日の新聞でも6月から改正動物愛護法が施行され、犬猫へのマイクロチップの装着が繁殖、販売者に義務付けされる。行方不明になった時に飼い主に戻せるというが、動物の福祉がうるさく言われる中で、マイクロチップを義務付けるのはあくまでも人間の都合なのではないだろうか。動物にも装着することによるリスクもある。(私が猫だったら絶対拒否します)と猫は言えない。なのに義務化されたら、有無を言わさず装着されてしまう。

気がついたら人間にもいつの間にか入っている時代ももう直ぐかもしれない。

 

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マイクロチップ装着義務化反対 #NO WAR

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