青梅 梅の公園

日曜日に青梅にお墓まいりに行った後に近くにある梅の公園に行った。

青梅街道から吉野街道に入っていく。青梅市は梅の里として、観光も盛んだったが、2012年にプラムポックスウイルスというアブラムシの媒介するウイルスで梅の実が被害を受けて、全国で流行ったのだが、農水省が感染率が1割を超えた梅農家に対して、すべての木を伐採するというルールを定めた。梅の公園でも2009年初感染が確認されて以来、伐採を重ねて、2014年の梅まつり後に公園のすべての梅1260本を伐採した。代わりにスイセンフクジュソウを植えて、3年後にまた植栽が始まるが、梅がまた以前のような景観に育っていくにはかなりの年数がかかるだろうと思われる。観光の盛んだった時には混雑を避けて今まで一度も来たことがなかったのだが先週ぐらいに新聞でフクジュソウが咲いていると載っていたので初めて訪れた。

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春の花はスイセンも梅もとてもすっきりとした香りがあるのはなぜかしら。思わずマスクから花だけ(鼻!)出してしまう・・

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(すみません、ほとんどの写真に自分の影が入ってました・・)

福寿草はもっと一面に咲いているのかと期待していたら、まだ数か所に咲いている感じだった。だいたいその読んだ新聞記事をネットで検索しようとしたら、見つからず、最近のグーグルの検索は昔だったら何百と出てきたのだが、3個とかしか出てこないのだが、どうなっているのだろう。

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2017年に植えられた梅の木が花をつけているが、遠目からはまだまだ寂しい。

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こちらは切られた梅の切り株が並んでいる。

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蝋梅も横を通ると芳しい香りが漂う

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plumarrri.hatenadiary.com

 

 

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 鳥インフルも同じだが、生産農家を守るため、商品価値を損なわないために大量に処分するやり方は後世の世界から見たらあまりにも身勝手と言えないだろうか。

 

落合川と南沢湧水群

このタイトルは東久留米市作成の湧水散策ガイドマップのもの。平成の名水百選と言う平成20年に環境省が選定した、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全が行われている場所だ。

西武池袋線東久留米駅から歩いてみた。線路と平行に歩き出して割とすぐに落合川に出る。

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手元にあるガイドマップに従って川を渡り、その先の竹林公園へ向かう。

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東京の名湧水57選とあるので、これも誰かが決めたのでしょうかね。

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湧水池のすぐ後ろで好評分譲中の宅地造成中。環境のいいところだけに人気があるのか川沿いであちらもこちらも造成中のところがやたらに目に付いた。

ガイドコースから外れてその先の立野緑地とある道に出てみたところ、緑道ではなく旧鉄道引込線跡の道だった。

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再び落合川に戻り、上流に向かって歩いていく。

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上はダイサギで下は小さいのでコサギでいいのでしょうか?写真だと大きさの違いもほとんどわからないですね。

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川のあちこちで湧水が出ていて、札が立っているのでよくわかります。青い立て札を読むと住民が飲料水に利用しているため川の水が入らないように木のダムを作ってあるので動かさないでくださいという注意があった。ここから汲んで飲むことができるらしいが、手を入れて飲んでみたかったが結局手を入れることはしなかった。

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左の地面の下から湧いてきているようで、水面にわずかに揺れて模様ができているのをじっと見ているので、ほとんど同じ写真3枚。
さらに進むと南沢水辺公園から南沢緑地保全地域に入る。

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南沢氷川神社の天然河畔林。

 

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1日1万トンとあるが一つ一つは静かに沁み出すように下から湧き出しているのか。市内の水道水にも荒川水系の水とブレンドして使われているという。

さて、ガイドブックではここで戻っていくのだが、地図では左端まで続いている落合川がどこまであるのかそのまま遡ることにした。もしかしたら、上流に池があるかもと思ったのだが、

ちょうど案内の地図の終わるあたりに来ると、川も終わっていた。

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それまで落合川の両岸で湧水のプレートが何箇所もあったがそれを過ぎると水もなくなり、上端と掲示板があり、川はなくなっていた。

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私はかなり前から水は大事なテーマなのに、とても水のことを気にしているのに、去年のニュースで国分寺市の水道水汚染問題の記事を読むまで「PHOS」や「PFOA」などの化学物質汚染について知らなかった。2011年に東京の水道がセシウム汚染で問題になった時も自分の飲んでいる水道は違うと安心していたら、実はその時に横田基地からの排液から立川市の地下水も汚染されていたのだ。東京都は調査していても地下水は他の水源の水とブレンドすることによって薄めて水道水にするので、私はそういう水を知らずに、飲んでいたのだ。

その頃は地下水の割合が高かったのにいつの間にかパイプが繋がったこともあるが、他の水系の水の割合が多くなったことには気がついていた。私が立川に来た頃は夏は水がすぐ冷たくなって美味しいと感じたものだが、最近はそういうこともなくなっていたが、東京都にとっては科学汚染された水を薄めることの方が大事だったのだ。

様々な有機フッ素化合物の一部は有毒性が立証されて製造、使用が禁止になったものの、製品としてまだ残っているし、環境中には完全な汚染除去ができなければ、半永久的に残留するという。

 

永遠の化学物質 水のPFAS汚染 (岩波ブックレット (1030))
 

 散歩から帰ると、近所の家が壊され、マンションの業者が土地を買ったらしいが、敷地の真ん中にあったもみの木かヒマラヤ杉だかとても高い木があったのだが、倒され刻まれていた。

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善福寺公園まで散歩する

 日曜日に親戚の家から歩いて10分くらいのところにある善福寺公園まで散歩してきた。私の実家は西荻窪の南口で親戚の家は北口にある。子供の時からしょっちゅう行っているのに、善福寺公園までは行ったことはなかった。だいたい住んでいる時には家の周りの狭い範囲で事足りていて、散歩に行くとかなかったからほとんど知らないところばかりだ。自分の生まれ育ったところなのに行ったことのないところばかりなのだ。

いつも通る道から大きなケヤキの木が見えているのにそこまですら行ったことがなかった。新聞でその木が守られたことが出ていて知って、それでもそこまでなかなか行かれないもので、いつも右に曲がるところを左に曲がればすぐなのに、近いと以外にいかないものなのだろうか。

 

少し歩くとすぐ善福寺川に当たるので、そこから川に沿って遡る。

下の池と真ん中には広場になっていて、道路を渡って上の池がある。写真がうまく載せられなかったので、いきなり源流のところから。

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 かつては武蔵野三大湧水池であったが現在は枯渇していて、ポンプで地下水をくみ上げて復元しているという。後の二つが石神井公園の池だという。

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駐車場はないものの、住宅街なので公園には子供達がたくさんいました。

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iPhoneで初めて撮れたカワセミ。(なんとか写せました)人がたくさんいる公園なので、この距離の間を子供たちがランニングで通っても動じないのがさすが杉並のカワセミ

 

先日に新聞で石神井公園が紹介されていて、善福寺公園とそれほど遠くないが、形がよく似ていくことに気がついた。そう西側に水の湧くところがあり、そこから池があり川になる。窪地で周りは高くなっていて、足の形に見えてくる。グーグルマップで両方が見えるぐらいの縮尺で見てみると、上に石神井公園、下に善福寺公園、そのまた同じくらいの感覚で下に行くと井の頭公園、少し前に和田堀公園、そしてその前が世田谷区の代田になる。柳田國男の言っていた、だいだらぼっちの足跡というのが私にも見えるような気がする。

 

 

冷蔵庫に卵が一つ残っていたのでお昼に食べた

今朝は都内でも雪が少しちらついたようで、どんよりとした曇り空。2021年ですね。そして去年に続き二度目の緊急事態宣言の中の日常にある。

ニュースで新しいコロナの変異種がというのが今になって、さも新しいことのような感じを受ける言い方なのが気になる。なぜなら、もう去年も世界各国でどんどん変異していて、日本で流行っている型、ヨーロッパの型、アメリカや中国などで同じではなかったはず。そんなニュースも見ていたと思うのだが、今急に新たな発見みたいな言い方に感じられて引っかかる。もしかしたら、それでワクチンが効かなかった時の言い訳にもなるのかと。

もう一つ、ニュースで全国各地の養鶏場で鶏が数羽死んでいるのが見つかると、その後鳥インフルエンザが確認されて100万羽単位で殺処分されている。

 

 半熟卵の経験は毎朝同じだが、同じものは二度とない。興味は無限で、尽きることがない。半熟卵はいつもおいしい。それは良質のたんぱく質をコンパクトな形で摂取させてくれる。誰がそれ以上のものを求めようか。

 もちろん、私はとても幸運だ。伝染病の発生しやすい環境に鶏を閉じこめることをしない近隣の農家から出荷された、有毒物質を含まない卵をコープで買うことができるから。それは茶色い卵で、丈夫な殻とオレンジ色の黄身をもっている。一生を汚いところで苦しみのうちに過ごす雌鶏たちが、生んだ殻が薄くて黄身が黄色い代物ではない。ちなみにオレゴン州議会はついに、家禽の連結ケージ飼育の禁止を決定した。(でかした!)だが、実際に禁止が実地されるのは二〇二四年だ。(残念!)。私たちの生活を牛耳るロビイストたちが、苦しみと不潔さと病気があと十三年続くことを求めているのだ。鶏たちが自由になるのを、私が生きてこの目で見ることはないだろう。

     

 

 私の大好きな『ゲド戦記』の作者のエッセイから引用

U・K・ル=グウィンの作品のほかはほとんど読んだことがなくて、10代の終わり頃に『ゲド戦記』を読んだきりだった。2010年10月から始めていたブログから何編かをまとめてものだが、とても面白い。残念なことに彼女は2018年1月22日になくなっているそうだ。

本のタイトルがまたとても惹かれる。私も大切なことを考え続けたい。

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本の通りに作ってみたけれど、半熟にならずかた茹ででした。 

私が卵を食べるのは週に2個くらい。大抵は目玉焼きが多い。でも本を読んだら無性に半熟卵が食べたくなって、作ってみた。アメリカとイギリスでは食べ方が違うらしいことを初めて知った。そして半熟卵をすくうための専用の卵匙というものがあり、素材はステンレススチールか、角でなくてはならないと書いてあった。写真のスプーンは以前、道を歩いていた時に露店で売っていて大きさが気に入って、買ったものだ。水牛の角と札に書いてあって、半信半疑で買ったものだが、最初はツルツルしていてプラスチックかと思ったが、扱いがいけなかったのかザラザラした表面になってしまった。 通りすがりで見つけて特に値段も安くて製造元も何もわからないのだが、使いやすくて気に入っているものだ。何故水牛の角なのかわからなかったが、卵を食べる時に角でなくてはというのを読んでそうだったのかと思った。

 

そしてお昼のニュースを聞くと、まだ今年オリンピックをするつもりだそうですが、何を考えているのでしょうか。そのために途上国にワクチン供給って、陰謀論でなくっても何言ってんだという話。

背中にお日様を感じながら久しぶりの更新

11月に入って、もうお店の前にクリスマスツリーが並んで早すぎるだろうと思っていたのに、もう本当にクリスマスになってしまった。

今年は出かけることもすっかりなくなって、その分思索が深まったという感想をテレビで言っている声を聞くが、私自身はやはり頭がどんどん退化してるんじゃないかと思うくらい、何故時間はあるはずなのに何もできないのかわからない。

 

この前NHKの番組でミスチルが出ていて、新しいアルバムが出たのを知って早速買ってきた。しかし、歌を聴いてもその歌詞が頭に入ってくるのは若い頃のようには全然いかない。もう読むのがやっとの小さい字の歌詞を読みながらそれでもその意味するところをきちんと理解しているわけでもない。番組の中でも歌っていた『Brand new planet』の中の歌詞で”新しい「欲しい」までもうすぐ”というフレーズがある。それを聞く時に今更欲しいものなんてあるか?と言いながらその足で向かっている先はStarbacksで、その理由が25日までやってる3周年記念スターバックスオリジナルデザインモレスキンノートをもらうためだ。そのためにエスプレッソマキアートを飲みに行く。

道の途中の店の前からワムの「ラスト・クリスマス」が流れてくる。私たちはまだ「ラスト・クリスマス」のある世界にいるのだ。

考えてみる。それがなかった世界とあり続ける世界の違い。この歌を聞く時、イルミネーションが輝き、クリスマスディナーをどこかの店で誰かと食べる、そんな風景が当たり前のように見えていた。今までこの時期にいつも聞いていて考えなかったこと。それは本当のラスト・クリスマスなのだろうかと。

スターバックスも席数を限定して12人座れる壁際の長いソファーに対して大抵3人しか座っていない。それ以上は紙が貼ってあって座れないようになっている。おかしいと思うのはそのすぐ後ろの大きいテーブルは隣の距離は10センチくらいなのにテーブルの上に仕切りがあることでそこには12人びっしり座っているのだ。それでも席が全体に少ないので最近は二回に一回くらいしか座れない。

最近、注文のカウンターに並んでいると、前の若い人がメニューを指して、「これは苦いですか?」と聞いているのを二回続けて聞いた。今の人にとって苦いコーヒーは苦手な人が多いらしい。

それから一時期コロナ対策でマグカップを止めていて、すると紙コップになるのだが、店内で飲むといっても蓋が付いていて、せっかくプラスチック削減でストローやめるとか話題になってなのに、こういうところは何故考えないのかと思いながら、注文するときには蓋は要りません!と言わなくてはいけなかった。最近はまたマグカップで出てくれるようになったが、注文するときはあれこれ言うことが多くて大変だ。公園とかにあるスターバックスでは店の前のベンチとテーブルで飲むときは10パーセントの消費税で数メートル離れた店の前のベンチで飲むときは8パーセントの消費税でどちらで飲むかまで考えて答えなければならない。

飲み終わったゴミはまた店内に戻さなければならないだろう。それを家まで持って帰る人がいるとは思えないのだが、どうなっているのだろう。

スターバックスでコーヒーを飲むだけでも色々おかしすぎる一年だったが、世の中はもっとおかしなことだらけの世界になった。そしてそれを言うこともだんだん出来ない時代になってきている気がしている。

23日のスターバックスの店内に戻ると、若い父親が一人でアイスコーヒーを飲みながらまだ首が座ったばかりくらいの赤ちゃんを抱っこしていた。スマホがテーブルの上に乗ってはいるが、赤ちゃんの顔を何度も愛おしそうに見て微笑みかけている。まだ赤ちゃんはあーとも声も出さないで静かにしている。ソファーに寝かされるとまだ寝返りもできないくらいの頃のようで、そのままの姿勢で父親の顔を見ていた。しかし10分くらいして泣き出した。その声は想像していたよりずっと力強く、多分駅ビルのフロアー全体に聞こえるかというくらいだった。

父親はミルクをリュックから出して作り始めた。泣いている間にソファーから落ちたりしないように前に座っていた女性客が抱っこしてあげていて、店員の人も何か手伝ってあげるためにか声をかけていた。

ミルクを飲む間は泣き止んでいたが、その後また泣き出して今度はオムツの交換で近くのベビールームへと入っていった。

若いお父さんと赤ちゃんになんだか何もせずに今まで生きてきてごめんなさいと謝りたい気持ちでいっぱいになる。

 

泉が見たい!

1週間ちょっと前、緊急事態宣言中にネットで買い物した九州のお店からメールが来て、店長のブログというのが紹介されていたので、読んでいたら、鶴川の源流の泉に行った話があった。興味が湧いて調べたら意外に近そうなので私も行きたくなった。

そして行ってきました、という前にそれがなかなか行き着けなかった話を。

日曜日に車で八王子に用があり、行った帰りにナビでここら辺かと入れてみると、都立小山田緑地というのがありそちらに行った。サービスセンターがあり管理の人に鶴見川源流の泉はここですか?と聞くとここから歩いて20分くらいのところです。と教えてくれた。もう夕方近くなって歩いて往復するのでは駐車場の閉まる時間に間に合わなそうだったので、車で指示された方に走って行った。まっすぐ歩いて20分くらいと言われたのだが、見つからず、もういい加減すぎてしまったのだと思って、途中で引き返して、その日は帰った。

次の日は午後から雨だった。今度はモノレールで多摩センターまで行き、小田急線に乗り換えて一駅、唐木田駅から歩いて行った。

駅から15分も歩くと昨日の小山田緑地にも繋がっているよこやまの道に入りずっと緑道を進む。昨日車で走った道まで出たので、あとはまっすぐ行くだけ・・・

ところが雨だったせいか、今度は標識に気づかず気づけば八王子の長池公園まで出てしまったという・・・

長池公園の自然館で地図を買ってよくよく見ると、どうも通り過ぎてしまったようで、その日も2万歩近くも歩いて帰ったのだった。

しかし、地図を見れば公園を横切るくらいの距離に泉がある。夜にさらにユーチューブなどを見て三日目またチャレンジ。

再び唐木田駅から歩く。

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街と丘陵地の境によこやまの道の標識。

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右手は大妻女子大学の校舎で後ろからよこやまの道に入る。

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丘陵地の雑木林に入るとニュータウンとはたちまち別世界。

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畑や谷戸の田んぼの眺め。

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そして昨日、一昨日行き着けなかった道を三度歩く。

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この先の鉄パイプで囲まれているあたり。

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池は2つあり、こちらは下の方。

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案内板もやっと見つけたけど、ほとんど読めない。

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上の方の池。真ん中のあたり、下から水が湧いていますが、わかるでしょうか?

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指が入ってますね。しつこく3枚もあげているのは、今までたどり着けなかった分ということで。泉が見たいと思って、なぜそんなにも惹かれてしまうのか、泉を見ていても答えは見つからなかった。でも、今でも心が惹きつけられている。まだ何回か行くだろう。

地図には載っているけれど、鉄パイプで囲まれているのは私有地で立ち入り禁止なのだろう。

近くでトンネル工事があった際、一時は泉が枯れた時もあるようだ。開発の制限や、市民団体の保全活動で泉は守られてきたようだが、この先はどうなっていくのだろう。周りは尾根の雑木林に囲まれているものの、抜けると開発された街がぐるりと迫っている。この景色も10年前のものとはなんとなく変わってきているのを感じる。10年後もこの泉はあるだろうか。

通り過ぎて、また散策路に入ると案内表示板があった。

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ちょっと読みにくいが、鶴見川源源流(源頭)と書いてある。この矢印の先は道ではなく、下の写真の笹で覆われている方向なのだが、こちらにあるのだろうか?笹を掻き分ける勇気はなく、長池公園方面に出る。

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幹線道路に出ると、今までいたところとの風景の違いに考えさせられる。何故、ニュータウンだとか言って、同じような顔になってしまうのか。

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長池公園長池。公園からせせらぎ緑道を通って今度は京王線堀ノ内駅へ向かう。

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せせらぎ緑道という気持ちの良い緑道を通り終点まで行くと目の前にカフェがあった。

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3日間の努力も報われる、美味しいお昼ご飯を頂いた。

 

新しいカフェがオープンした

家を一歩出ると甘い香りが漂っていた。見回して見える範囲には金木犀の木はなくて、どこから来るのかわからない。最初は気がつかなかったが、ラジオで話していたのを聞いて、ああこの香りだったと思い出した。

 

昨日の朝の新聞で多摩地域の情報面で歴史的建築「沖本邸」が改装して「カフェおきもと」オープンと紹介されていたので、すぐに見に行ってきた。

国分寺市ではあるが隣の国立駅から歩いて10分くらいの距離だった。

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隣の国立駅でさえ、ちょっと久しぶり感があって、思わず撮る。下がnonowaというJRの商業地域になっているが、入っているお店が半分くらい変わっていた。本屋さんのカフェはスターバックスになっていた。

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昔の赤い屋根の駅舎も壊した後保存していると聞いていたが戻されたようで、中に人が入れるようになっている。しかし、後ろの現在の駅の建築とはそぐわないせいか、保存されていたのがどの部分で古い部分と新しい部分が混ざっているのか、なんとなく以前のイメージとは変わって安っぽく見えてしまう。

駅から近いのだが、地図を見ると、道路が迂回していてぐるりと回り込まないと行き着けないようで、大体の方向で歩いて行ったら、少し迷ったが無事着いた。駐車場もあるが車で来るのはかなり難しいかもしれない。近所の道を知っている人なら来られるけど、どちらに行っても行き止まりの道の角にあるので、宅配便の人とか道を知らないと大変だろうなと思った。

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そして入り口も森の中へいくような道。でも看板が目立つのでわかりやすい。

 

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入ると、和館があり洋館と繋がっているようだった。

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この写真では人があまり入らなかったけれど、左の庭のベンチには20人くらい?カフェ待ちの人が座っている。

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新聞によると洋館は1932年、和館は1940年に建てられた国分寺市内では現存する最古の別荘建築、洋風建築なのだそう。保存しようとする人がいなければ壊されていたかもしれない。

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一時間くらい待ってランチの時間にギリギリ間に合った。時間が過ぎると同じメニューはあるが、ドリンクとスイーツのセットは別価格になるらしい。

庭で鳥の声を聞きながら、のんびり草花を眺めてベンチで座ってぼんやりと過ごすと時間を待つことが苦にならない。むしろ普段そうした時間がないことに気がつく。

新しいカフェがオープンの嬉しいニュースの一方で、家の近くで10月に入って9月30日で閉店しました、との張り紙が三店舗、ファミレスが一軒、その他に近く閉まるという話も聞く。

駅の前のケーキ屋さんのカフェもこの前まで普通に人も入っている方だと思っていたのに、閉店してしまった。もし、こうしてどんどん変わっていくとしたら、それが良い方向に変わるようにするにはどうしたらいいのだろう。例えば地産地消でおいしものが食べられて、地域の人たちが集まる場所とかができることはこれからの社会でこそ大切だと思う。

 

 

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