小石川植物園

東京マラソンのあった日

都内のコースになっている道路は規制があり、人もたくさん集まっているはずだが、それにあたっていなければ、地下鉄で隅田川の近くに用事で出たが、ほとんど影響は感じられなかった。

さて、なんということか、小石川植物園と、小石川後楽園が違うということに最近になって気がついた。どちらも行ったことはない。

そこへちょうど読んでいた梨木香歩さんの『やがて満ちてくる光の』という文庫本を読んでいたら、小石川植物園を訪れた話があったので、(訪れたのは一般公開されていない部分)まずそちらに行ってみようと用事の帰りに行ってきた。

正しくは東京大学大学院理学系研究科附属植物園という。

一般公開されていて、入り口で入園料を払って入る。

 

ヒマラヤスギ

 

カンヒザクラ

この日もカメラを下げての見学で、メジロが来ているのだが、私がカメラを向けたところには絶対いない。本当に写真って難しい。

この先の柴田記念館ではオリジナルグッズ販売をしている。オリジナルグッズではないが、『薬草ガイドブック』を購入。

その横にメンデルのブドウの木とニュートンのリンゴの木があった。

(何故か写真はない)

それぞれのオリジナルの木から接木や分株されて日本にまで渡ってきたものが、今でもちゃんと生きている。

温室

足元の草

タンポポみたいだけど、葉にギザギザがない

通り道の脇なので名札とかはなかった

本当にここは文京区?

奥の方にスギ、ヒノキ林がある。

今の時期、体質で合わない人も沢山いらっしゃるので、見るだけでも辛い方には申し訳ないですが、上を見上げても黄色い粉が舞っていることもなく(改良されているものかは不明)私も、向かいから歩いてくる方もマスクはしていないが(ただ花粉症ではないだけ)この林をスギやヒノキの落ち葉を踏みしめて歩いていると清々しい空気でフィトンチッドの効果を感じ、思わず深呼吸したいくらいだった。

改めて思うのは、これがいけないと目の敵にされているもので、実はその反対の働きも持っているといこともあるのかもしれない。ナウシカのように。とにかく他の場所よりもここが一番空気が気持ちよかった。

クスノキ

近くに行くと本当に太い幹でそれこそ手を繋いで並んで何人で一周囲めるのか20人?とかわからないが大トトロが住める太さで、写真を撮ってみても全然伝わりそうにないので、また写真がない。(🙇)

木の説明は名前以外にないので、樹齢などもわからないがもの凄い迫力がある。

こちらは別の場所のクスノキ

大震災記念石

関東大震災の時に避難してきた人たちが避難生活をここで送り1年6ヶ月後に最後の1人がここを出ていった記念碑だそうで、やはり避難生活をしている人たちのことが考えさせられる。

林を下っていくと下に日本庭園がある。

池の水は崖下から湧いていたのだろうが、今はどれくらい出ているのか確認できなかった。池の初めの方の水は澱んでいてあまり流れている感じもないので、ほとんど枯れているのだろうか。

それでも池がいくつもつながっている。

旧東京医学校本館

メタセコイア

メタセコイアが日本に来たのは1950年に苗木で100本贈られ各地に植えられ、挿木や実生で増やされたということなので、私が今までにも見ているもの全て樹齢では私よりちょっと上というくらいなのだろうが、それにしても高い木だ。

広いので回ったのは半分くらいだが軽く1万歩は越えていた。

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