あ〜ぎっくり腰

熱中症に注意の声を素直に聞いて、クーラーの部屋でいちにちすごし、夕方の買い物でも2千歩くらいの距離で汗をなるべくかかない生活を1ヶ月以上していたとおもう。気づかないうちに体の筋肉もカチカチになっていて、今から思えばこれは悪い兆候だった。昔もクーラーで1ヶ月くらい過ごした後で筋肉の反乱的な痛みになったことがあったのに、油断をしていた。

ちょうどヨガのクラスも夏休みでしばらく間があき、自分では少しやってるつもりでも身体のメンテナンスを怠っていた。

なので何気なく大きな荷物を持って、それをひょいとおいただけなのだが、激痛が腰にきた。それっきりほとんど動けない状態になり、板の間に布団を敷いてもらって、3日間何か一つの動作に何時間もかかりながら、ほとんど寝て、ようやく立って動けるようになった。

幸い寝る姿勢では痛みがあまりなかったので、寝ることで筋肉の痛みが薄れていった。

腰が痛い時はトイレが一番大変なので、水もほとんど飲まなかったら、喉は渇いたが今まで水太りだったかと思えるくらいに水分が抜けた気がする。多分普段は喉が渇く前にと飲み過ぎていたように思う。水分を摂りすぎなければ、夜もトイレに起きず朝まで眠れることもわかった。

今だから言えるが、起きてから起き上がるまでが何時間もかかる生活は実は自分の体を再確認できる良い時間でもあった。なにしろふと起きようと思ってから、体を横にする、少し頭を上げてその下にタオルを入れて頭を高くする。掴まれるところに何とか手を伸ばして体を起こす。痛いと挫折してまた一からやり直し。起きるだけで昼になる。自分の子どもが生まれてから立ち上がるまでの10か月の成長をいま繰り返している気分だった。まず何より意志が体の筋肉を動かすのだと実感した。そして体が答えてくれるのを。

まだ屈んで物を取るのはできないが、立っての家事はなんとかできる。座るのが一番腰にくるが、今はゆらゆら揺れる腰にいいという椅子で書いている。これはあまり痛くならない。

できないことは家族に助けてもらい本当に有難かった。自分の身体にも感謝をしてまた日常生活ができるよう頑張ります。そして今度こそ2度と繰り返さないようにしたいと思います。

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