箱根 駒ヶ岳

先週は秋らしい陽気が続いて、結局週に2回も高尾山に行ってケーブルカーで上がったり、久しぶりに六本木に行き新国立美術館を訪れた。そして週末に日帰りで箱根の温泉に入って来た。

箱根の龍宮館。

以前西武園は行ったことがあるが、こちらの建物は見たことがあるが訪れたのは初めて。

 

ランチと入浴がセットになっていて、ついたのが11時半だったので、まずランチを頂く。

ふたが載っているので、鍋の中が見えないけど、湯豆腐のランチ。

そして、くつろぐスペースは広くてゆったりしているのだが、コーヒーとか飲むようなお店とかはなく、ただみんな寝っ転がるか、椅子に座って庭を見るくらいで、食べてすぐに温泉に入るのはちょっと体にも悪いかと、受付で温泉の前に外に出て西武園の方まで出かけてもいいかと尋ねると、靴を受付で預けていて、途中退出はできませんという。

そうですかとまたくつろぎスペースに戻ったが、ホームページに敷地内に利用者だけが行くことができる神社があると出ていたのを思い出し、それは庭か外のどこかではないかと思って、再び受付に聞いた。

するとこちらです、と裏口のような出入り口まで連れて行ってくれた。

茶室のような作りの玄関と横を出るとスリッパが置いてあって外に出ると小さい立札で山の神→という表示があり、それを辿っていけば行かれますとのことだった。

途中道らしい道でもなく、すぐ湖の際で水音がしている。その際に小さい祠があった。

しかも、そのスリッパが特大サイズでツルツルで急坂には全然向いていない。スキー板の要領で横歩きで帰りは登った。このスリッパでこのまま逃げてもすぐ追い付けて安心?

食後の運動?したので温泉に入る。芦ノ湖がすぐ目の前でボートや遊覧船も通っていくのがこちらからよく見えるのだが、ということは?あちらからも?今月のJAFメイトの松任谷正隆さんのエッセーで箱根のドライブインのトイレが全面ガラス張りで大好きな場所だと書いてあったが、最初はマジックミラーだったのにだんだん効果がなくなると普通のガラスになっていた話を書いていたが、こちらは果たして?

とにかく温泉はとてもいいお湯で体がポカポカになる。

しかし入浴後はくつろぐには外の天気も良くて勿体無いので退館となった。

せっかくなので隣の西武園に行き駒ヶ岳ロープウェイで上まで登った。

7分で上がると下との気温差はマイナス10度。でも日が出ていて風がないので寒くはない。

上から見ると相模湾まで見える。太陽が海を照らしてオレンジ色に見えるのが不思議だった。

ロープウェイから見ると、富士山の麓の御殿場方面ずっと自衛隊の演習場で温泉のように白い煙が2ヶ所上がっていたが、ミサイルとかの実弾演習やってるのですね。盛んに訓練している様子。

上が箱根神社元宮。ロープウェイでここまできたことは何度かあったが、元宮まで上がったことはなく、今回初めて登っていってお参りをした。

西武園では箱根神社と元宮と九頭龍神社と3ヶ所をお参りするポスターが貼ってあったが、今回は一つだけ。

登っていく途中に岩石群があり、古代の遺跡のようで、駒ヶ岳はその昔から霊場であったようだ。

上の写真のお宮に向かって右側から登っていって、左側から降りてきたのだが、お宮の後ろ側になる降りる側に駒ヶ岳山頂のふだが立っているのだが、そこにはもっと切り取られた岩の昔の大きなお社の土台とかなのか岩がゴロゴロ転がっていて、そちらには特に説明の表示とかは見当たらなかった。

この駒ヶ岳のお宮は昭和39年に堤康次郎氏の寄進により再建されたと箱根神社のホームページにある。しかし再建前のことは探して見たけどそれについて書いてある記事は見つからなかった。私の推測だけど、明治の神仏分離の時にここでも破壊されたりしたんじゃないだろうか、そうじゃなければちゃんと記録されていてもいいはずなのに、今残っているのは神社の側の記録のみになる。で一緒にくっついていて離れがたかったはずの仏教の側はすっかり記録から無くされている。そして遺跡のように岩だけが残されているのかもしれない。

40分の滞在だったが、降りる時には一面霧が出ていて、お宮も見えないほどに急に天候が変わる。しかし、逆に富士山はギリギリ初めて顔を出したそう。

中央にうっすらと見えていますがわかるでしょうか。

 

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