久しぶりに晴れた。今頃夏用のシーツを洗濯してベランダに干した。ついでに冬用の毛布も出して干した。30分くらいして、物干し竿にかけた布団の前と後ろをひっくり返すと、お日様の匂いがして、思わず頬ずりをする。
せっかくのお天気に散歩に出かけた。電車で東京方面に5つ目の駅の東小金井駅から歩いた。北口を出て少し歩くと、梶野公園についた。
上の木は実は二本の木が根本でしっかりとくっついて一本の木のように見えていたのだが、一本は桑の木のようだったが、もう片方はわからなかったが高木の常緑樹か。
奥に進むと銀杏の木があって、一面に銀杏が落ちていた。
持って帰りたかったけれど、袋がないので諦めた。
公園を抜けてさらに歩く。
花の直売所とダリアの花。
さらに北に向かって歩いて、長昌寺の境内を抜けて進む。
仙川の水路は残っているが、もうずっと水流はないらしい。昔は小金井市北西部からの湧き水と生活排水の人工の水路だったようだ。川に沿って歩きたかったのだが、道になっていないので歩けなかった。
今度は、市杵島神社を抜けて歩く。先ほどのお寺と同じく、お参りして小金井市内を歩きますと、ご挨拶する。
再びの仙川。やはり川沿いを歩きたいのに歩けず。仕方なく川を横切っては真っ直ぐ行き、次の交差点で曲がってまた川の方へ戻るを繰り返す。
1時間半くらい歩いたのだが、距離としては駅前からそんなに離れていない。1キロメートルぐらいの距離を行ったり来たりして進んでいるような感じだ。
幾度目かの仙川を渡って、浴恩館公園に着いた。
11月になってヤマモミジが色づく頃は見事な紅葉が見られるのだろう。
旧浴恩館は今は小金井市の文化財センターとなっているとあったが、残念ながら休館中で入れなかった。
特に説明がなかったが倉庫のような建物もあった。住民の通り道になっているようで、道には見えないが、後ろから自転車が来て左側に抜けていった。
公園を抜けてさらに北に向かうともう玉川上水。
今年気がついたのだが、キバナコスモスって、何年か前に流行って今はあちらこちらで自生しているような気がする。しかも園芸種だった時よりすっかり大きくなっている。
時間がないので、公園には入らず、すぐ左手の真蔵院で今日最後のお参り。
玉川上水に戻ってコミュニティバスで武蔵小金井駅に出て帰ってきた。2時間ちょっとの散歩。小金井市は駅からすぐの住宅街でも緑地が多く、保全地域に指定してたり、遠くから木を見つけて近づいてみると個人の家だったりするところがたくさんある。
仙川に再び湧き水が流れる日が来るのだろうか。それを待ってこの河川は残されているのだろうか。
紅葉が色づいたらまた来てみたいと思った。