武蔵小金井駅からはけの道を歩く

武蔵小金井の駅も最近は通り過ぎるだけだった。昔、多摩墓地にお彼岸でお墓参りに来ると、渋滞して動かない小金井街道を満員のバスで揺られて行った。帰りには北口の長崎屋の食堂でおばあちゃんとお昼を食べた。ガラスのお皿に入ったあんみつの求肥が美味しかったとか、まだ憶えてる。

その小金井街道を多摩墓地の方へと下るが、すぐに連雀通りと交差する。その道と平行にもう少し下った所にはけの道がある。そこを曲がっていくとはけの森美術館がある。今日行こうと思い立ったのはいいが、美術館は明日まで休館中だった。しかし、いくつか見損なったものもあるので、また次回行くこともと思う。

何回か書いているのだが、国分寺崖線を歩くシリーズで、今回は武蔵小金井駅から、はけの道を歩いてみた。

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はけの斜面にはそれぞれの敷地になっているので、よそ様のお家を覗き込む様になってしまうのが残念だ。門の中をさすがに写真をとるのは気が引けて、写せなかったが木が高く森の様な中から大きな古い家が見えていてどこの街かとわくわくする。

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 小径が私を呼んでいる。が、ためしに登ってみたら行き止まりだった。はけの所はこうして下から見上げるか、上から見下ろすか魅力的な小径はたくさんあるけれど、一般の敷地になっていて、横断はできないところがほとんどのよう。近所に住む人にとってはどこに行くにも坂道で手押し車を押すおばあさんや、自転車の人達も大変そうに見える。

そういえば、坂のある所に住んでいる人は、引っ越ししても坂のある所に住むというが、どうかしら。私の場合は、結婚する前と後で2カ所に住んだことになるが、どちらも坂はなく通学、通勤で坂道を歩いた記憶がない。しかし、ここら辺はどちらを向いても坂で、道から玄関までも階段が続いているお宅がほとんどだ。

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森の入り口では蝶が道案内をしてくれるかのように、前をふわりと飛んでいく。

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はけの森美術館となりの美術の森の中のオーブン・ミトン・カフェ。はけの森美術館は中村研一記念美術館の寄贈を受けて開館したとのことだが、その中村研一氏の住居がカフェになっている。

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美味しい珈琲とシュークリームを頂いて帰ってきた。

 

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