今日も空が青くてふと口ずさむミスチルの歌がワンフレーズしか分からなくて

いつも、記事を書いてから、最後に記事の内容ではないタイトルをつけてしまって、今度は昨日のタイトルの話から。

サイパン戦から70年 現地で慰霊式典 NHKニュース

テレビで見たのと、記事になって文字になっているのとは全く同じではありませんでした。テレビではサイパンでの戦いの様子の映像などの後で、式典に元米兵と元日本兵がそれぞれスピーチしたとして、一部分づつの声と映像が流れました。

私が布団に入ってもなんとなくわだかまりに思っていたのは、時間の関係でほんのさわりだけを紹介したのだろうが、どの部分を取り上げられるのかによって、ちょっと印象が変わってしまう様な気がしたからだ。ただ私が気にしすぎるだけなのかもしれない。

だけれど、NHKが意図なく秒数で切って映像を流すのか、意図して流すのか、と考えてしまう。もちろんちゃんと要旨を伝えているということで正しいことなのかも知れない。でも、もしかしたら違っているかも知れない。と、考えてしまうのだ。

 

12時間の時差があるブラジルの方がずっと近くて、サイパン島は遠い所のニュースのようだ。一人の物語は感動するけれど、5万5千人の死者はあまりに数が多すぎて遠い物語のように感じる。

以前、サイパンは安くて近い海外リゾートとしてテレビで取り上げる度に、あそこに遊び気分で行くなんてとんでもない、と伯母が怒っていたけれど、本当にそういう事を知らずに育ってきて、今でも何故そんなに沢山の人が死ななければならなかったのか、ニュースだけ見ていてもちゃんと伝わることはないように思う。

 

昨日はとてもショックな体験をした。それこそ毎日のようにテレビでは話題となる高齢者にまつわる事件だが、緊急を要する事態になり、事故にならずに済んだものの、警察のお世話になってしまう事態となってしまった。一瞬の迷子ですぐ警察に届ける必要があるとはその状況になるまでは考えることなど出来ない。それは家族にとってどれくらいの心労なのだろうか。まして、そういう変化を家族が認めることが出来そうもない場合は。

 

 

 

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