滝乃川学園「天才書家 金澤翔子書展」

先日新聞で知ったのだが、東京文化財ウィーク2013という文化財一斉公開事業というのが今行われているそうだ。

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ネットからダウンロードもできるが、お天気がいいので、自転車でくにたち郷土文化館まで行ってもらってきた。

それによるとすぐ近くにある社会福祉法人 滝乃川学園にて「天才書家 金澤翔子書展」が11月3日まで開催されているとの事。

会場の石井亮一・筆子記念館は国登録有形文化財指定ということで、関連して行われている。

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昭和3年竣工。滝乃川学園は明治24年に石井亮一によって創立された、日本最初の知的障害児の為の教育・福祉施設です。

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この旗が目印。とはいってもこちらの施設は広くて、門が開いていたので入ってきたものの受付のような所もわからず、別の建物からあるいてきた方に案内して頂く。

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金澤翔子さんの書はテレビでは何回か見た事があるけれど、実際の書展は初めて。実際に見ていると字から言霊がほんとうに感じられる様な気がする。翔子さんが一文字書く時にどんな世界を感じているのだろうか。それを言葉にするかわりに、書を書いているということなのだろうか。

その世界はごく普通の人よりもよほど深く、遠くまで広がっているようにその書の世界に圧倒される。

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本館と同期に竣工された聖三一礼拝堂。こちらは国立市登録文化財指定になっている。

鐘楼の鐘は英国ウエストミンスター寺院の鐘と同じ製造会社の特注品だそう。

中でよくコンサートなども行われている。

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中も運よく見学させて頂いた。こちらは天使のピアノと呼ばれている、国立市登録文化財指定されている、日本で最古のピアノだそう。しばらく眠っていた所を発見され修復されて今でも礼拝の時に使われているそう。

少し前に「天使のピアノ」という映画にもなったそうだ。

 

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今日の空はなんだか刷毛か筆で書いてる様なそんな不思議な雲ばかり。いつまで見ていても飽きません。

 

そうそう、帰り道に新しい小さいパン屋さんを見つけました。

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