台風の日に水のこと

台風9号が通過中で、朝から雨で、今日は本当は歯医者さんに行く日だったが、テレビでも不要な外出は控えてと言っているので、予約をキャンセルして来週に診察を伸ばしてもらった。おとといも先に来た、台風11号の影響でかなりの雨だったので都内の水不足もここへきて解消の方向へ向かうだろうか。しかし、降りすぎて水源地以外の河川の氾濫や土砂崩れなどが心配である。立川崖線周辺への避難準備情報も出ていた。今まで注意報、警報くらいだったのが、避難準備、避難勧告が身近に出てくるようになってきて、自然の脅威がより過酷になってきているようだ。

水と言えば、最近気になっていることがある。いつの頃からか、夏場の水道の水がいくら使っても水温が下がる感じがなくなった。20年くらい前は貯水槽があったのを、取って直結式にした時に、その頃は真夏でも少し水道を出していると蛇口から出る水がぐっと冷たくなるのを感じていた。当時、私の実家の杉並では生ぬるい水はいくら出しても生ぬるいままでシャワーなどでずっと使っていても変わることはなかったので、感動したのだ。

2011年原発事故の後、東京都の利根川、荒川水源の水道にヨウ素が入っていると騒ぎになって、ホームページを確認した時には、立川市多摩川水系の水であった覚えがある。水源の違いも水の冷たさと関係しているのかと考えていた。

そういえば、冷たくならなくなったと最近感じるようになったのは、たまたま鳥のことを検索していて、ネットで見たブログで朝霞、東村山に導水路というものが作られているらしいと知ったことから、今自分の飲んでいる水がどこからくるものかが、気になり始めたせいもある。

東京都水道局のホームページも震災後のものは無くなっていて、今のものを見ると、平成25年現在ということだが、利根川水系の水が荒川を経由して朝霞浄水場から原水連絡菅で多摩川水系の水がきている東村山浄水場とつながっている。立川市は東村山系の給水地域になっていた。つまり、東村山浄水場では多摩川水系の水と利根川荒川水系からの水の両方が入ってきて、そこから給水されているようだ。

昭和30年以降、東京都はそれまで多くを多摩川水系に依存していたが、急激な需要の増加に対応して、多摩川水系の水から利根川水系へと依存度を移し、今は利根川荒川水系が78パーセント、多摩川水系が19パーセントとある。原水の相互融通のために荒川から東村山浄水場へ揚水するとともに、多摩川水系の水を朝霞浄水場へ自然流下により、補給しているということだった。

平成23年ごろはそうした原水連絡菅のことは知らず最近その存在を初めて知った。計画されて、工事されるのにはかなりの年数がかかっているのだろうが、なかなか分からないものだ。後から調べようと思ってもいつから出来上がって完成していたのか、自分の飲んでいる水が違う水源になっているのかよくわからないことに愕然とする。

 

いろいろホームページを見ていると、「東京水道経営プラン2016」の中に「これまで良好な水質を保っていた多摩川水系では、近年藻類の繁殖によりかび臭が発生しているため、粉末活性炭を注入し対応を行っている」という記載があった。平成18年ごろには小河内ダムでアオコが発生して水道水のかび臭が問題になっていたらしい。

10年も前のことを今頃読んで知るのは遅すぎだが、数年前に自分の地域の水はどこの水と思って飲んでいたのに、知らない間に水道管は繋がって変わっていたのだ。

 東京都では美味しい水、安全な水とピーアールしているが、需要の増える水の対応や水道管の老朽化などで常に工事をして対策をしているのだろうが、蛇口から出ている水は昨日も今日も変わらないように思えるが、わからないところでいろいろなことが変わっているのだと思った。

 

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