先週の金曜日、お盆で混むから行くか、行かないかと直前まで迷いながら白糸の滝を見に行ってきた。『日帰り大人の小さな旅』という雑誌に載っていた。「思い立ったらすぐ行ける」と表紙に書いてある通り、前の日に「明日朝4時に出発ね」というと「起きられない・・」と運転手は渋々だったが、それでも渋滞になったらもっと困るというので早起きして行ってきた。
本によると白糸の滝から近い田貫湖は逆さ富士が美しく、また今の時期は朝日が富士山頂に来てさらに湖面に映るというダブルダイヤモンド富士が見られるというので、期待したのだが、それには着いた時間が少し遅かったし、何より曇りで肝心の富士山さえ全く見えなかった。
朝霧高原はその名の通り霧でやはり何も見えなかった。
田貫湖の右を見ても、左を見てもう〜んどちらに富士山?
時刻は7時すぎ。そのまま白糸の滝へ向かう。
駐車場があり、車を入れて歩いていくと、先にあったのは音止の滝。
滝の音がうるさくて曽我兄弟が討ち入りの相談ができないと嘆くとその間だけピタリと止んだという伝説の滝。通路はお土産やさんやお茶を飲むところが並んでいるが、朝早いのでみんな閉まっていた。
少し進むと白糸の滝が見えてきた。
降りて行って滝のすぐ近くまで行く。マイナスイオンをたっぷり浴びてきた。
高さ20メートル、幅150メートル、富士の伏流水が地層の境から湧き出しているという。
時刻は8時半。行きは中央高速で河口湖インターから周り、帰りは富士宮道路から新東名で帰った。途中のSAで食事をしてお昼には家に到着した。見えない富士山を一周してきた。