「もんじゅ」なぜ続けるのか

 先日、娘がスーパーでお菓子を買ってきたので「今アールヌーボーの季節だからね」と言ったら、「ボジョレーヌーボーね」・・そんな話もすっかり時期はずれになってしまってからの11月の話題を。

大きなニュースが次々と起こり、過ぎていく。いつの間にか安倍内閣の支持率も上がってる。11月13日に原子力規制委員会もんじゅ運営をしている日本原子力研究開発機構を不適当とする勧告を文科相に出すというニュースが流れたが、フランスでテロが起こり、テレビではそちらの話題ばかりになってしまった。

mainichi.jp

www.sankei.com

webronza.asahi.com

 

 今朝の東京新聞の特報では核燃サイクルを維持していくために政府が関与して新しく認可法人を設立するとあった。来年の国会で関連法案が出されてその後成立する見込みらしい。

再処理工場にかかっている費用は2兆円以上、さらに今後20年間では原発比率が現状のままなら約10兆円かかるという。あまりに巨額と白紙撤回された新国立競技場さえ桁違いな額なのに、本当にやり続けるしかないのか徹底的に議論することもないままだ。

 

食の安全やLED化促進のために蛍光灯や白熱灯の製造・輸入が実質的に不可能になるというニュースもあった。白熱灯はすでにパナソニック東芝の電球は買うことができない。最近も夕方車に乗っていると私には対向車のライトでものすごく目が疲れると感じる。省エネに優れているというが、体への影響がもっと検証されてから進めるべきではないかと思うのだが。

 

COP21のニュースを伝える時には地球温暖化を説明するのに相変わらず北極の氷が溶ける映像が流れていた。しかし各国の首脳たちが話し合っているのは環境問題なのか、それに伴う各国の利潤の取り合いなのか。テロに対して厳戒態勢の中で環境保護団体がデモをしたら暴徒化したと伝えるが、原発に反対する環境保護団体が過激な人だと伝えているようにも思えてくる。

 

ニュースを見ていても、本当のことが何もわからない。

 

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