オリンピック招致のニュースをみながら

国際オリンピック委員が現地調査に来ているため、その招致活動のニュースが毎日流れている。東京都民の支持率も70パーセントになったという。安倍さんが歌ったり、猪瀬知事がパラリンピックの金メダリストとテニスをしてみせたりするニュースに激しい違和感を感じるのは私だけなのだろうか。

空港でお出迎えに当たって、小学生が旗を振って、「わーい」と大歓声をあげていた。小学生を学校からかり出す必要があるのだろうか。よその国でもみんな同じようにやっているから、対抗してやっているということなのだろうか。

ホスピタリティの精神でおもてなしをするというのはこういうことなのだろうか。

もてなされることになれている人には当たり前のことなのであろうか。

いつもやらないことをやってみせても、なんだか、見せかけっぽくて、それを見透かされてしまうのではと思えてくる。

盛り上がれば盛り上がる程しらじらしく感じてしまうのはたんにへそ曲がりなのだろうか。

もちろん、期待して応援している人達の希望や活動が経済活動を活発にしていくことは確かかもしれない。

 

一方で築地の移転や、野宿生活者の排除など見えない所で進んでいることもある。

一昨日のニュースでは東京都のオリンピック招致のための積立金が4000億円と言っていましたが、それを震災の復興に回す訳にはいかないのでしょうか。それよりもオリンピックをやることの経済効果のほうがもっと大きくなるので、それから復興の費用に回した方がいいということなのでしょうか?そうやっている間に、ますます先になっていってしまうのでしょうか。

 

 

 

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