決まりましたね。オリンピック。昨夜は生中継で、日本のプレゼンテーションをやっていましたが、4年前はそこまでやっていた記憶が無いのですが、今回はそれなりに国民的に熱が高まっていたという事なのでしょうか。
決定の瞬間、渋谷の路上や何処かの体育館で歓声をあげる人達をみて、こんなにたくさんの人が徹夜で応援していたのかと思いました。
NHKのニュースでは、決定の瞬間、渋谷の聖火台のバックに虹が出ていたと映像を流していました。
前回のオリンピックは私が2歳頃、記憶はありません。
そして当然戦争の記憶はありません。しかし、知らなかった時に歩いていた町と知るにつれ見えてくる風景が違う事に気がつきました。
私は霊が見えるとかの体験が無いので、町を歩いていても気がつきませんが、本を読むと、ここであの時どういう風に人が死んでいったか、いつも通る道が違ってみえてきます。
最近新聞で東京大空襲・戦災資料センターを知り、行って来ました。
入り口には「世界の子どもの平和像」と「戦火の下で」という母子像がありました。
1945年3月10日の空襲で、10万人以上が亡くなっているが、いまだに正確にはわからない。焼失した下町の惨状を語り継ぐにはこの中では生き残った人さえいなかったのだろうと思う。
私が安全だと保証しますという言葉が、実際に原発で働いている人の言葉なら全然違うのだが。