そろそろお中元の時期、デパートでは今年は6月の頭から売り場面積もいつもより広くとって開始していた。まだ早すぎると思っていたらもう今週で6月は終わり、ちょっと焦ってきた。
お中元といっても、家の親戚が主でそんなに件数がある訳でもないが、以前はデパートから送ったりしていたが最近頼まなくなった。
若い人は今はネットで注文する人が多いようだし、デパートに行く人は減っているのではないだろうか。
季節のご挨拶に直接伺うお宅もあるので、家に取り寄せてからという場合もあるのだが、デパートに頼みに行くと2重包装はできません、とか直送しかできません、といわれるようになった。
そんなことはない、送れるはずだと言えば、以前は送ってくれたこともあった。届いてみればみんなちゃんと包装されている。
しかし、だんだんコンピューター処理そのものが通らなくなってきたのか、とにかく出来ないという。
一度は「簡易包装なので、のしをつけた上に宅配伝票を貼るのでよそのお宅に持って行くにはみっともなくなります」、と言われたことも。
そこで製造してくれた会社がそんなことをするはずはない、常識的に考えてもそんなことをすることは絶対ないというのだが何故か通じない。
また別の人は、自宅に送ってそれをお持ちするというのは商品の状態が保証できないので遅れませんと言う。
そんなやりとりを何年かしたことがあったが、最近はすっかりあきらめて、製造元に直接注文して送ってもらうことにした。
なぜデパートはそうしてお客を減らして行くのだろう。
バイヤーの人がせっかく色々製造元を見つけてきて、カタログにのせて、紹介するのだが、事務の人がそうやって断っているのを知っているのだろうか。
立派なカタログをつくって、心を込めた贈り物と詠っていながら、ただ送るだけという実態は少し違うんじゃないかなと思える。