昨日はもう今年何度目になるのだろうか、また春の嵐であった。
駅に行くまではそれほどでもなかったが、電車に乗って降りた駅の道路に出てみたら、電柱の所に壊れた傘が20本位はあるだろうか、山になっていた。傘をさして商店街をあるいてみたら、向かい風が強くて全然歩けない。思わずとばされないように傘をしっかり握って踏ん張った。向こうから来る人の傘はすでにおちょこになっていたり、壊れている人もいる。彼らも傘を捨てて行くのだろうか。
北風はコートは剥がせられないけれど、傘は簡単に取り上げられる訳で。
歩道もない、狭い駅前の道をタクシーやバスが横を通り過ぎるなか、自分の傘が壊れないように、風をやりすごし、車にひかれないように立ち止まる。頭の上を西から東から強風が吹き付ける。
横道にそれたら、普通に歩けるようになった。
今日は麗らかな日和となった。
しかしまた土日には荒れそうな気配である。
3月に映画館で「レミゼラブル」を見てきたのだが、評判からすごく泣いてしまうかもと思っていたのだが、実際にはほとんど泣かなかった。イスに座る前にハンカチを確認して用意していたのに、ミュージカルをあまり見たことが無いから感情移入ができないせいかと感じていた。
ところが、2日まえにテレビで芸能人のハモネプ(正しいタイトルは覚えていない)をやっていて、そのレミゼラブルをアカペラで歌っていたのだが、子役の加藤静史郎君が
出始めをソロで歌った時には胸がぐっとなった。
どこにその違いがあるのだろうか。歌詞が日本語でわかりやすかったから?
自分でもわからない。
さて、せっかくのうららかな日和なのだから、お散歩にでも行きますか。