鏡開き、忘れました

駅ビルのマッサージ店でマッサージを受けていて、何だったかだと認知症になるとかいう話をしていて、「それ、まさに私です。ああ私も認知症危ないわ」というような会話をしていたのだが、気持ちよくてちょっと夢現つではあったものの、肝心の「何」が全然思い出せない。う~ん、やっぱり私は認知症の気配が濃厚な気がする・・・

 

さて、慌ただしく日々は過ぎていく。去年の暮れに義母が家で転んで右肩と右大腿骨骨折で近所の病院に救急車で入院して、手術。そこまではすぐできたが、本人は5分で自分が骨折したことを忘れてしまう状態なので、リハビリはなかなか進まない。

入院した時に、主治医の先生からは家に帰って今までの生活に戻るのは難しいので、家族でその後の生活を考えるようにと言われた。そしてすぐ病院の相談員の人が来て、病院は急性期の人しかいられないので、受け入れ先は、老健施設か有料老人ホームかということで、老健のリストと老人ホームの仲介業者のパンフレットなどを渡された。

 

義母の姉も義姉も、近所に住んでいた幼馴染だった友達二人もこの10年くらいの間にみんな同じように家で転んで骨折して病院から施設へと移った。うちの義母だけは転ばずに過ごしてきたのだが、本当にちょっとした拍子でリビングで転んでしまった。

 

右肩が痛くて右手がうまく使えないのと、腎臓の値が悪くて急に減塩食になったのと、食べないからついにミキサー食になってしまったのとで、食欲がなくなって、11月までものすごい食欲だったのに、全然自分で食べなくなってしまったので、昼と夜の食事の時に私と義姉とで交代で食事の介助をしている。こういう時にもう94歳で今まで好きなものを少なだけ食べてきたのだから、味が濃くても塩分過多でも好きなものを食べさせたほうがいいのか、ほとんど塩分のないまずい食事を食べさせるのがいいのか、ちょっと考える。今は病院にいるので好きなものは食べさせられないが、ご飯にちょっとふりかけとか海苔の佃煮なんかを載せてみるのだけど、やっぱり「まずい」と言ってあまり食べない。

しかし、11月に体重が4キロも増えて身体が浮腫んでいて、それは危険な状態だったのかもしれないので、すっかり浮腫みがとれたのを見ると腎臓と心臓には良かったと言える。

 

そんなわけで1月の予定はすべてキャンセルした。

 

晦日の日に実家の母も風に吹かれて転んで肋骨にヒビと手の指の下の骨を骨折した。

 

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