個人情報

先日、テレビで欽ちゃんの仮装大賞を見ていて、前回のことはあまり記憶にないが、今回は登場者のつながりや団体名など、今までだったら普通に聞いていたり表示されていたと思っていたが、全然触れなかったように感じた。特別に個人情報に配慮するようになってきているのだろうか。学校名などは宣伝もあるかもしれないが、どこから来ましたといって紹介されることもあったと思うのだが、そういうことは全て触れないように配慮されているようだった。

もしかしたら、そういうことを聞くこともプライバシーの配慮からいけないことになってきているのだろうか?

私が住んでいる地区でも町内会があって、昔は住所録も作っていたが、今は廃止されている。古くから住んでいる人は町内会に入っているが、高齢化で抜ける人も多い中、新しく引っ越してきた人はそういう町内会には入らない人も多い。

マンションなどはマンションの自治会があるからダブって入りたくないというのもあるだろうが、新しい建て売り住宅や、ビルに越してきた人は表札すら出さない家もあり、誰が住んでいるのかわからない。

うちの隣もビルだったが、2年前に売って老人ホームへ入りますと挨拶があった後、どこが買ったのか、その新しい持ち主からの挨拶は全くない。

ビルなので名称は前のままでテナントも引き続き入っているので、通りがかりでビルに人の出入りを見ることがあっても、オーナーさんが誰なのかはわからないままだ。

人の関係は全く断ち切られている。

しかしそれでも通常は問題ないのだろう。隣組で助け合うというのは、今では余程の災害が起きた時とか差し迫らない限り、自分にとってメリットがなければ必要ないと思うだろう。それすら、自分の責任で自分で逃げるのが今の在り方かもしれない。

常に不安はあるが、それはただ知らないという不安で、それを元にだから教えろという話にはならないだろう。

それとは別にSNSなどでは位置情報でも買い物情報でもネットには何でも上げて平気な人がいる。私はそちらの方はなるべくあげたくない情報だと思うのだが、感覚の違いなのだろうか。隣り合った人には自分の情報を一切示さず、ネットの世界では情報を与えてしまう。どちらが怖いと思うかの違いなのだろうか。

 

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