2か月前にADSLのサービス終了の話を書いたが、その後まだKDDIからは何もお知らせが来ていないが、ソフトバンクからも電話があって、これはうちの契約の個人情報が漏れているのではと、KDDIに電話をした。
勢いで言った「個人情報が漏れているんじゃないか」の方はまったく反応なくスルーされ、ADSLの終了になり別の契約に移行しなければならない話になる。お知らせは今順次送っているところらしいが、うちがヒカリを申し込んでも、工事屋さんが来てケーブルが入れられなかった話や、ケーブルテレビのネットの契約にするのは「いやだ」という話をしたら、あっさり、「その場合は他社のADSLにするしかないですね」と言う。
そしてネットだけ他社にして、電話の契約はKDDIにした場合、電話の契約料金は安くなるけど、総合的には上がるだろうから、他社の契約の方がいいかもしれませんねということだった。・・って他社もADSLやめるって同じようにホームページで言ってるのを知らないとも思えないが、とぼけているのか。
結局、ADSLのユーザーが少数派になった時点で、もういらない荷物のような存在になってしまったということか。あっさり切り捨てても惜しくないということらしい。
電話をするのも代表のお客様番号からなかなか繋がらず、どんな内容だったら何番を押して下さいというのを何回か経て、さらに10分くらい待たされる。その中で、他社への乗り換えの方、というのと契約に関する方は一緒でこのまま他社に変更する、という人が主流になっているのだろうか。
とりあえず、電話の新しい契約サービスのパンフレットを送ります、というのでお願いしますと頼んだ。
すると「それでは今後ともKDDIをよろしくお願いします」っていま他社に変わるしかありませんねっていってましたけど、と込み上がったものを飲み下した。
さて、森美術館でやっている「シンプルなかたち展」でデューラーの版画が出ているというので、見に行った。まず入り口でスターウォーズ展があり、スカイデッキで東京タワーとスカイツリーと富士山を見下ろす。
正面の雲が湧いているようなところに富士山があるけれど、写真では薄くなってよく見えない。左手前の巨大なマンションのようなビル群はなんだろうか。
外が明るいので、横でスターウォーズ展の部屋に入ると目が慣れずによく見えない。明るいところと暗い展示の部屋と交互に通るので目の調節が老化してきている私にはあまり向いていなかった。
シンプルなかたち展はいろいろな視点から集められていて、展示も見やすかった。現代アーティストのインスタレーションは写真OKだったので撮ってみた。
ヒカリの形や、空を舞う薄い布の形は刻々と変わる。その他にも色や音や匂いやいろいろな感覚で感じる世界がある。写真にしてしまうとそういうものが伝わらない。一つ一つ時間をかけてその世界に浸っていたい気持ちになる。
これは買ってきたデューラーの絵葉書。
実物もそれほど大きくなくて、展示してある背後にこの絵の中の左側にある多面体と同じ形の作品が置かれている。高さが2メートルくらいはあるだろうか。黒くて形はまったく絵と同じで、あるところに手をかざすと低い音が鳴る。
絵を見ているとすぐ後ろで誰かがその作品の音を鳴らすので低音の振動が伝わって来る。それが後ろから来るものとわかっていても、この絵の物体からでているような気になってしまう。
それはモノリスのようなもので、本当にどこかにあるような気がしてくる。
その後、写真のコレクションの部屋や映像の部屋があり、全部を見るには時間が足りなかった。
おまけ
先月の「野鳥」の読者アンケートを送ったら、抽選でフィールドノートが当たって送られてきた!
感想と、それより老眼なので字を大きくして下さいとか写真は美しいけれど、そのページの字が光って見にくいとか要望いろいろ書いたのに、申し訳ない気持ちにゃん。(娘が初めて作った羊毛フェルト。猫を飼ったことがないのでつい、くま顔に)