町田市立博物館で「小林重三の世界」展を観た

町田市立博物館で「博物画の鬼才 小林重三の世界 ー鳥学と歩んだ画家ー」展をやっている。

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小林重三(1887-1975)は鳥類学者の松平頼孝と出会い鳥類図鑑を出版するために家に住み込んで絵を描く中で非凡な才能を開花させるが、松平の財政難により、図鑑が出版されることはなく、その時の1000点とも言われる画は見つかっていないそうだ。

その後の日本の3大鳥類図鑑と言われるすべてに関わって鳥を描いている。『日本鳥類大図鑑』の原画53点を展示している。(期間中入れ替え)

ちょうど先週日本橋高島屋川瀬巴水(1883-1957)展が行われていたが、同じ頃に生きていた画家でも図鑑などに書いていたということであまり名前が知られていない。

学術書か蜂須賀正氏の『ドードー鳥とその一族、またはマスカリン諸島の絶滅鳥』という厚い本の中のドードー鳥の展示もあり、なんだかこの前あったばかり(庭園美術館の中)の気がして不思議な縁を感じた。

車だったので帰り道に同じ町田市にある武相荘に寄った。

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 カフェで野菜嫌いだったという次郎さんがカレーに添えられた千切りのキャベツだけはよく食べたという次郎さん好みの鶏肉カレーを遅いお昼ご飯に頂いた。

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