変わっていく街ー国分寺もだった

半年位前に国分寺から西国分寺まで歩いたのだが、今日はその逆のコースで歩いてみた。空は青くて日差しが暖かく、モンシロチョウとモンキチョウ?が飛んでいた。

しかし、国分寺の駅に近づくにつれ前回歩いた道と何か違うものを感じた。

たった半年弱の間に駅前のビルがほとんど壊されて更地になっていたのだ。そういえば、北口再開発事業の記事を前に新聞で読んだのを思い出した。駅前に32階と31階のツインタワービルが出来るというものだ。

この前来た時に通ったはずの道はまったく残っていない。というより、お茶を飲もうと思っていたお店があるのかどうかも分からない。これから何年かかけてその景色がすっかり変わってしまうのだ。

 

桜が開花したと思ったら満開になり、もう見頃もおしまい近くなり、開花し始めた頃はまだ冬木立の姿だった駅前の欅の木がみるみる若葉がでてきて若々しい葉を風にそよがせている。自然の姿も移り変わっていくけれど、それに負けない早さで街の風景も変わっていく。けれど、大震災後でもまだこうして駅前にどんどん摩天楼を建てていこうとする人達はなにも変わろうとしていないのではないだろうか。

ソメイヨシノの寿命は短いと言われているが、(それは人間が花見で根っこを痛めてしまうせいもあるという)山の中で咲いている桜の木は100年、200年のものもある。

高層ビルがそんなに長くその姿を留めることは決して無いと誰もが知っているだろうに。

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