風はとても冷たくて、雨の昨日よりも寒く感じる程だったけれど、青空に誘われて今日は一人の時間ができたので、行く先も決めぬまま電車に乗った。
そういえば、今年になってから美術館も行っていなかったと、見たかった展覧会を検索してみると残念ながらもう終わってしまっているものがいくつも。上野まで行くことに決めた。
中央線の阿佐ヶ谷辺りで真っ白な富士山が見えた。高円寺までの区間でも高いビルが途切れると時々見えて、区内でもこんなに大きく富士山が見えるのだと改めて気付いた。今日はそれだけ空気が澄んでいるのだろうか。
都美術館で「日本美術院再興100年 世紀の日本画」展を観る。1月から始まっていて前期と後期でほとんど入れ替えになっていたため半分しか観られなかったような気がして残念だった。
上野公園の噴水が無くなって広場になっていた。
さっぱりしすぎていて以前の景観が懐かしい。
昨日伯母の家に行ったらちょうどテレビの通販番組を見てメモを書いていて、「ニッパー型の爪切りですごいのがあるんだって」と言うので「ドイツの?」と聞くと、「日本の新潟で作ってるのよ」という。それが欲しいらしい。メモにはスワダと書いてあった。家で調べたら御徒町に実物があるというので、上野の帰りに寄って来た。
御徒町の駅に降りるのは初めてで方向がよくわからなかったが、線路沿いのようだったので歩いていくとガード下におしゃれな空間が現れた。何とそれは今朝NHKのあさいちでガード下の特集をやっていて、こんなにおしゃれな場所もあると紹介されていたのをちらりと見た場所だった。
2k540という高架下にできた「ものづくりの街」ということで、たくさんの面白そうなお店がならんでいた。
匠の箱というお店でニッパー型の爪切り(足用)と日本百貨店というお店でドーナツたわしを買ってきた。
尚、爪切りは帰ってから電話で地元のデパートでも売っていることが判明。でもこのアーケード街を歩けたので良かった。