1000年に一度の大地震であったということを何度か耳にしたように思う。
去年の地震がそうであったというのなら、それは過去のことでなく今現在進行中の災害の中にいるということである。
1100年前に貞観地震があったが、この時代の20年弱のあいだに、東北の地震、津波だけでなく、富士山噴火、阿曽山噴火、関東大地震、越後越中大地震があったそうである。
関東での地震もいよいよくるかと備えるようにはなったものの、こうした地震や天災の起こる国においてさらに原発事故という人災がふりかかっている。
原発事故がなぜ起こったのかこそ、しっかり解明して、反省し、次の行動に移るべきなのに、テレビでは首相が怒鳴ったから、周りが委縮して何もできなかったように言っている。
もう、マンションが建ってから、測ったら、放射能が高かった、建てる時には気づかなかったというふざけたニュースを聞きたくない。
なのに、国がやろうとしていることはとにかく急いで原発を再稼働させようとしているようだ。
しかし、今たくさんの人々はそうではない方向に行こうとしていると思う。
なにより、来月にはすべての原発がとまるがそれでも私たちは生活していけるのだから。
もう、原発のない暮らしはそこまで来ているのだから。