昨日の朝テレビを見ていたら、まただんだんと乱れてきて、電波が受信できなくなってしまった。他のチャンネルも乱れていたが、これから「そもそも総研」が始まるという時になって肝心のチャンネルが映らない。夏過ぎから何回かこういうことがあるのだが、設定をし直すと再び見られるようになった。しかし、今回は見られないままだった。
去年地デジになる時に電話した総務省のデジサポにまた電話してみた。局番が変更になっていて03になっていたが、去年の対応がそのまま残っていたので、再び我が家に電波の調査に来てくれることになった。
何故、テレビが映らなくなるのか原因がわからないと対策できない。
色々と調べてもらった結果、考えられることは、
1 もともと電波がぎりぎりの難視聴地域である。
2 アンテナが30素子以上の高性能アンテナが望ましいとしていたのに、うちにつけたアンテナが24素子の標準型だったこと。
3 そのアンテナの向きが少しずれていること。
4 各部屋まで来る間にレベルが大きく下がっていること。(ケーブルの劣化)
4の理由として、うちが建ったのが昭和の終わりでケーブルの寿命は25年くらいということと、平成から衛星対応になっているということ。
ここまでで、考えられる対策は、アンテナを30素子以上の高性能に買い替える。さらにアンテナの下にもう一つ増幅器をつける。(去年変えたばかりなのにまた出費)
ところが、建物の中のケーブルに問題があるなら、ケーブルを取り替えなくてはならない。家はその後にリフォームしているので、大きな工事になりそうだし、可能かどうかもわからない。
さらに、今回初めてわかったのはうちのテレビがそうして取り付けたアンテナの向いている永山局の電波ではなく、東京タワーの電波で見ていたのだ。アンテナを取り付けた所から東京タワー方面はビルの陰で、直接はとれていないにもかかわらず、どこかで反射した電波をケーブルがアンテナ代わりに拾っているらしい。
つまり、去年つけたアンテナで見ていた訳ではなかったと言うこと?
地デジの完全移行は平成24年度ということで、まだいつとははっきり決まっていないという。年度末の平成25年3月末ぎりぎりかということである。
その時にはスカイツリーから電波が出ることになり、次の日には東京タワーからの電波が終了するそうである。
スカイツリーからの電波もまだ試験段階ということで、よくわからないが方向からいくとまたしてもビルがそびえているので難しそうである。
つまり、その時になってみないとテレビがちゃんと見られるかどうか現状ではわからない。
そして、今日テレビの設定をやり直したら、またどのチャンネルも映るようにはなった。
調査の結果としてはアンテナを高性能タイプの物に買い替えて、それで見えないのはあとはうちの建物の問題ですということになる。
そちらにお金をかける代わりにケーブルテレビで有料でテレビを見るという選択肢もある。ただし、うちのケーブルが衛星対応でないので、こちらもだめかもしれない。何よりテレビを有料で見たくない。
地デジ完全移行のその時までこのまま見えたり見えなかったりの現状でいってみることにした。
なお、天気がいいとき程、空気が乾燥してケーブルの接触は悪くなるという。今日は雨だったのでまた見られるようになったのかもと。