3年前の話だが、以前に白洲正子さんの本を読んで、「那智」の絵がどうしてもみたくなり、ある日電車に乗って、それから根津美術館を携帯で調べて行った事がある。
そして「那智」の本物をじっくり見て帰る時に気がついたら、なんと根津美術館は9年間改装のために休館していて新しくなったオープンの展示として1ヶ月間その国宝の「那智」の絵の展覧会の最中だったのだ。
おそらく本を読んですぐ行っていたら、まだ根津美術館はしまっていて、またこの期間を過ぎるともう見られないところだったのだ。
なんの下調べもしないで見られた事はなんと言う幸運だったのかと帰る時に気がついた。
だいたいいつでも美術館に行けば見られる訳ではないということすら、知らなかったのだ。
そういう偶然のような巡り合わせは実は何度かある。
高校の頃の思い出をふと思い出してググるとちょうど展覧会中とか、なぜ突然昔の事を思い出したのかわからないが、まさに今それが美術館で見られるという時に何かがそうさせてくれているようだ。
今日の夕方の雲。
西の空に太陽が沈むところ。雲が不思議な形をしていた。
南の空の雲も不思議な感じ。
横向きの竜巻のような雲は東の空。
明日はどんなお天気になるのでしょうか。