子宮頸がんワクチン

昨日の読売onlineで子宮頸がんワクチンで過去2年余りの間に接種後に失神した例が、567件報告されているというニュースがあった。

2009年から接種が始まり、中1から高1の女子を対象に284万人が接種を受けているという。

娘がいるので、最初杉並区でワクチンの無料接種を行うというので、自分の自治体に問い合わせたところ、まだ無料接種の予定はないので、自費で打ってくださいとのことだった。

そこで、ワクチンについてネットや知り合いに聞いてみたところワクチンを打っても必ず子宮頸がんにならないという訳ではなく、ワクチンの効くウイルスによる癌にたいして効果があるが、それ以外のものには効かないようであるということが分かった。

つまり、ワクチンを打ったからもう癌にならないという訳ではなく、あくまでも検診を受けることが大切だということなのだ。

親として大事なのはワクチンを打ったから安心ではなく、ウイルスに感染すれば癌になる恐れがあり、検診を受けるということを子供にきちんと伝えることなのだ。

国は平成22年度の補正予算で「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金」を措置したため、各自治体でのワクチンの助成がどんどん始まった。

自治体から案内が届くようになり、話を聞くとまわりの女の子もどんどん受けて行ったようだ。たいていのお母さんたちとどうするという話になっても国が進めていることに疑問を持つ人は少ない。また疑問を投げかけても、権威が進めることに不安を持つことはあまりない。

幸いにも周りの人に受けた後で異常を感じた人は今のところいないが、私自身は子供にワクチンを受けさせていない。

厚生労働省は症状は痛みや恐怖によって防御反応をおこす「迷走神経反射」のせいで、ワクチンのせいではないとみている、とのことだが、普通に今まで予防注射をうけてきたのに、このワクチンだけがそんなに痛いとしたら、そこにも何かしら理由はあるはずで、とても不安感が募るのだ。

お知らせには、ワクチンは任意の予防接種になりますので、保護者の判断で接種になります、と書いてある。

 

ポリオが不活化のワクチンになったニュースを見ると若い人たちの方がネットなどで情報を得るので、国が言ったから、かかりつけ医が言ったからだけではなく考えて、生ワクチンをやめるという判断をしたのではないかと思えるのだがどうなのだろう。

 

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger... }