2,3日前のたけしの家庭の医学で便秘の原因として、腸のねじれている人がいるという話をやっていた。
そして、実際に便秘の人に腸をカメラで撮影して、それを3Dの画像でみると腸のねじれている人がかなりいた。
3Dで自分の腸をみるというのはある意味すごい意識の転換であった。
今まで見ていたカメラの映像というのは、腸の内部のものでそれはかなり見慣れてきていたが、自分の腸の形というのは実は今まで人体図鑑にあるとおり、小腸が真ん中にあり、それをぐるりと右から回って左へと四角いコースであると思い込んでいた。
しかし、一人ひとり実は腸の形は全然違っていて、これは生まれつきであり、親子や兄弟でそっくりの形のこともあり、遺伝的なものと考えられる、とテレビに出てきた先生は言っていました。
そして、ねじれて細くなっている形のある人はそこを便が通りにくいために便秘になりやすく、かつ便が溜まることで重さで腸はなんと2倍くらいも長く伸びることもあるのだそうです。
そのためぐるりと回る形というより、くねくねとねじったマフラーのようになっているのです。
みた本人もショックであるが、便秘の解消法として、
立って体を左右に捻じる運動を1分間。
仰向け寝て、小腸のねじれた部分を意識して左右から指で交互に刺激するを1分間。
そのままS字結腸のあたりを意識して、下腹の左右を指で交互に1分間刺激する。
という3分間の運動を寝る前と起きた時にやるとみんなに便通が良くなる改善がみられた。
指でマッサージすると腸の細くなっているところが簡単に形が変わり、便が通っていくのがレントゲンで映っていた。
残念ながら一度伸びてしまった腸はパンツのゴムと一緒でもとには戻らないそうである。
しかし、この3Dで腸を見たことで私も自分の腸のイメージがすごく良くわかった。
そう、いつもねじれているところでつっかえて、「痛たたっ」となってから3日くらいして下に降りて行くのがわかるのである。
曲がり角を曲がれないでいるなど、自分の腸で置き換えてみてこのあたりと想像できた。
ふーむ、そしてその場所こそ通りやすくしてあげるようにマッサージすると確かに効果があるのだ。
今まで自分の大腸がきれいに体の中に納まっていると思っていたけどそうではなかったのだ。だいぶ人よりは長いだろうとは思っていたけどあんなにくねくねするものとは思わなかった。
自分の腸の形イメージできますか?