そうだ、本屋へ行こう

ちょっと時間が取れたものの、暑いから外を歩くのは無理だし、美術館などに行くほどの時間はない。それで1年前から行きたかった本屋まで電車に乗って行ってきた。

本屋であってカフェで、本と珈琲のセットがあるという。珈琲を頼むと本が付いてくる。読んだことのある本だったら?考えただけでドキドキしてくる。それは池袋にある梟書茶房というお店で、タイトルも作家もわからないようにカバーされた本を小さな紙に感想とオススメの理由が書かれていて、それを見て買うのだという。

もしかしてテレビでも取り上げられたことがあっただろうか、初めてその本棚を見たはずなのに、なぜか見覚えがあるような感じがした。

一人だったので、図書館の閲覧室のような感じの席でコーヒーとホットドッグを頼んだ。残念ながら本と珈琲のセットは本が売り切れてしまい、明日からまた始まるということで頼めなかった。

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私は長居はしなかったが、ゆったりくつろげそうなソファー席やグリーンテラス席や、本が自由に閲覧できる図書エリアなどがあり、ゆっくりと本を読んでいてもいい雰囲気が嬉しい茶房だ。

オススメの24冊を紹介した目録を見て読みたいと思った本も売り切れていて、通し番号だけを眺めながら3往復くらい書棚を行ったり来たりして、本を選ぶ。タイトルはわからないから、小さな紙に描いてあるオススメの言葉を頼りに選ぶ。読んだだけで、タイトルがわかったものがあったが、知っていても読んでみたいと思い、それを手に取る。そしてその下の棚からも引き出したら二冊がセロファンがくっついて出てきた。

そちらはタイトルはわからないが興味がそそられたので二冊とも買うことにした。

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時にはこうして自分では選ぶことのない、いや普通に本屋に行った時には目に入らない本に出会えることがある。そういう本はやはり私のところに向こうからやってきてくれるのだ。さて、何の本だったかタイトルが知りたい人のためにオススメの紙に書いてあった言葉の最初だけ書いておきます。

”日本人なら誰もが読んだことのある「名前はまだない猫」”の小説(ご想像通り!)

”書店員をやっていて、「この本、どこのジャンルに該当するんだ?」という本”

”戦前の詩人の詩選集です”

 

・・ここからは最近のニュースの話題から

タイの少年たちの救出のニュース。テレビの過熱ぶりには感心しないが、少年たちがコーチの指導で瞑想をしていて、9日間を2、3日しか過ぎていないと思っていたと伝えていた。これでまた瞑想がブームになって本も売れそうな気配。それと少年たちが暗い水中でパニックにならないように薬を飲んでから潜水をしたというのも、一体何の薬かと、気になった。そういう時にパニックにならずに何でも落ち着いてできるような気持ちになる薬といったら、私の頭に思い浮かぶのはちょっと危ない系?

彼らがそれほどの瞑想ができるのなら、薬に頼らなくてもできそうな気もしたが、医薬に頼るところは頼るべきなのだろう。

 

プラスチックの海洋汚染が急に取り上げられ始めたと思ったら、スタバでストロー廃止というニュースが出たが、ストローだけですか?となぜニュースでは誰も突っ込まないのだろう。と思っていたら、ウミガメの鼻にストローが詰まっている映像が何万回再生されています、とやっていた。いや、だからそうじゃないだろう!と一人でひたすら突っ込まざるを得ない。新しいカップはやはりプラスチックで「そんなに飲みにくくないですね」とレポーターがコメントしていたが、だからなぜそこでカップの使用については追求しないのか、さっぱりわからない。使い捨てでなくてもタンブラーもやはりプラスチック製品に変わりはない。

みんながストローだけを海に投げ捨てているとでもいうのだろうか。

回収して燃やしているか、プラスチックのリサイクルで使用しているはずの日本でも使用禁止にはするべきだろうが、どうリサイクルされているのか、肝心なことには触れないでストロー廃止をニュースで取り上げても問題が解決するとは思えない。

 

 

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