マスクにかぶれる

外に出ると空気が冷たくて鼻水が出るのと、病院の付き添いで出かけるので毎日のように使い捨てマスクをしていた。箱入りで60枚とか入っている安いものを買って使っていたが、ちょっと顔に当たる部分が気になっていたらなんとマスクにかぶれてしまったようで、その部分と耳の後ろのなぜかマスクの当たっていないおでこの生え際がなんとなく痒い。まだ湿疹のようにはなっていないのだが、顔にワセリンだけ塗っている。他の化粧品を塗るのもなんとなく嫌で、その上マスクもしないとなると、素顔をさらして外を歩かなくてはいけない。普段から化粧はほとんどしていないのをマスクで隠せて好都合だったのだが、赤いほっぺで歩いている。

材質はポリプロピレンとポリエチレンで今まで使っていたのも同じようなものなのだが、何か肌に合わない素材か薬品があったのだろうか。

先週のNHKのガッテン!を見ていたら、突然アレルギーになった人のその原因がわかったというのをやっていた。

食べ物でアレルギーになる前に、長い間そのアレルギーとなるものを皮膚にずっと触れていて、皮膚に炎症が傷があった時にそれが体の中に入って時にそれを抗体だと体の中のT細胞と呼ばれる免疫細胞が認識してしまうと、次にそれを食べたり触ったりした時にアレルギー反応が起こり、ひどい時にはアナフィラキシーショックなどを起こすのだという。

ただ口に入った時から起こるものだと思っていたが、その前にアレルギーを起こす原因があるというのはよく考えると当てはまるものも多いように思った。

番組では意外な原因でアレルギーになる例として、医療従事者はラテックス(ゴム手袋)をいつもしていて、ラテックスアレルギーになると同じアレルギーの物質があるものとして、栗、バナナ、アボカドなどのアレルギーを起こしたり、花粉症(ハンノキ、シラカンバ)の人はりんご、キウイ、ももなどのアレルギーになる可能性などを挙げていた。

私は以前、5月ごろに手と顔に湿疹ができた時に皮膚科に行ったらヒノキの花粉症だと言われたことがある。花粉症でも鼻水とかの症状は出ないのだが、手と顔だけに湿疹ができるのがヒノキの花粉症だという。そういえば、その前のクリスマスにリースを作ったことがあって、その花材のヒノキの葉を素手で触って作ったのだが、後からやはり手が痒くなったことがあった。

これは一回だけで1時間くらいしか触っていなかったので、ずっと皮膚に触れていることでアレルギーになるというのには当てはまらないが、マスクの方は最初にちょっと目の下に当たって違和感があったのに、毎日長時間マスクをしていたのがいけなかったのだろうと思った。

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