想像で味わう

2月は日にちが少ないとは言え、ブログも書かないままで終わってしまった。昨日は朝、出かける夫にもう3月だからとオーバーを着ようとするのを止めさせて、もうスプリングコートでしょうと言ったものの、クローゼットから出す時間がなくてそのまま会社に出かけ、夜になって家に帰るなり、「寒いよ!」。

そして今朝の天気予報では「今日は真冬のコートでお出かけください」とのことでまた冬に戻ってしまったみたい。しかし明日は春本番だそうで、とてもついていけない。

今朝の夢でドイツの家庭で料理を教えてもらっているのだが、実際には食べたことのないアイスバインのスープをドイツ人の女性に習っていた。材料が並べられていて、玉ねぎと人参と白い大きな骨付のフランクフルトが並んでいた。どうも半分夢とわかっているのか自分でアイスバインはこれじゃないとわかっているが知らないので想像できないんだと感じている。私は人参を切ることになり、切ったら皮がオレンジ色だったが、中は黄色で崩れるくらいに柔らかかった。そして皮とヒゲがやたらに硬いのだがそれが美味しいところだと言われて、それをお鍋に入れるともうスープはできていて味見をさせてくれた。一口飲んで、感激して目が覚めた。感激してるのは夢で本当に味が感じられたことで、いつもだったら食べる直前に目が覚めてくやしい〜となるのに、生まれて初めて口にすることができたから。確かに味わったという感覚があった。しかし、次回はスープだけでなく具の方まで食べられるようになりたい。

 

ベランダにもう食べるものはないのにヒヨドリは毎日家の物干し竿に止まる。こちらが観察しているのではなくてヒヨドリが我が家の中を観察しているようだ。他の鳥はほとんど来なくなったのに、ヒヨドリだけが1日になんどか来てはじっとこちらを見ている。鳴き声も立てずただ静かに休んでいる。小さな鉢植えが幾つかしかない寂しいベランダにも毎日寄ってくれるのはどうしてだろう。八王子にはヒヨドリ山という所があるが、ヒヨドリは元々は山の方に住んでいたようだが、今ではすっかりこういう場所にも馴染んできたのだろうか。

 

朝のテレビのワイドショーを普段見ることはないのだが、たまたまチャンネルを回したらどこも中学生の殺人事件だった。みんなが心を痛めているのは当然だが、それを毎日のように電波で色々流すのは堪えられない。ISの残酷な映像を子供に見せる先生もいたが、知り合いの人が、職場で年配の女性がその映像を見たといって具体的に話すので気分が悪くなったと言っていた。また、テレビではなく、ネットで実名とか家族とかの情報が流され、それに無責任なコメントが連なっている。その被害者家族まで中傷している多数の見えない人々がいて、どこか麻痺してしまっているように思う。

 

今は週2回のデイサービスと週2回半日のリハビリ施設に通っているおばあちゃんの今後のことを考えてショートステイの見学に行った。ホテルみたいと言っていたが泊まるとなると途端にたくさんの不安が湧いてくるようで、行くことはないと言っていたのだが、契約だけはした。特にすぐ行く予定はないし、本人の不安があるうちに無理に行くこともないだろうとケアマネージャーさんと話した。今日はひな祭りだったのでちらし寿司を作った。主役のはずの娘はいない。おばあちゃんにはひな祭りと言ったのだけど、私がショートステイに行くことになったお祝いを作ってくれたと後から帰ってきた夫に言っていた。

 

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