ジビエドッグ

駅のコーヒーショップに広告が出ていて、興味本位で食べた。

昨日購読したブログの中の可愛い鹿の顔がチラチラと過ぎったがどんな味か知りたかった。出て来たホットドッグは色が黒か灰色っぽい。味はそんなに癖もなく、昔一度食べたことのある、マトンの様な(味が、ではなく、匂いが、でもないのだが)ただこれが野生の獣の肉かという感じがした。

目を閉じて少しの間考える。長野の山を駆け回り、木の皮や植物を食べて、そして狩猟で捕まって・・・・。

食べると言えば、この間観た「僕らのカヌーができるまで」という映画の中で、どんぐりクッキーを作る役目の学生の女の子が山で暮らしている家に栃の実のクッキーの作り方を習いに行った家でお父さんが獲ってきた、熊の肉をご馳走になるシーンがあった。お父さんが熊はどんぐりや山のものしか食べていないから熊の肉は嘘をつかない、というようなことを言っていた。(正確に覚えていないので違っているかもしれません)女の子は初めて食べるであろう熊の肉に手づかみで迷いなくかぶりついている姿が印象的だった。

週末には「銀の匙」というDVDを観た。酪農高校の生徒たちや先生は動物を経済動物としてみなくてはいけないといい、飼育している豚に名前をつけようとする主人公を戒める。ペットとは違うのだから名前などをつけて情を持ってはいけないと。しかし、彼はどうせ食べるのだから「豚丼」という名前にすると言って、世話をするが、ついに出荷となる。夏休みにバイトしたお金でその肉を買うことになり、豚肉になって戻ってくる。「豚丼」を自分一人でベーコンにして、みんなで食べる。

そういえば、先週みたDVDの「食堂かたつむり」でもペットで飼っていた豚を結婚式のメインにみんなで食べていたのだった。心の中で話をしたりしていたのに、あっさりと食べられてしまっていたっけ。

知らずに食べるのではなく、知っていて食べる。それに食べると美味しいと言って大抵みんな幸せになる。

生き物の命を食べて生きている。植物だって同じなんだろうけど。

しかし、胃の中で意識の中で鹿肉はまだ消化できていない。

 

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