街路樹の桜

暑くなり初めの頃は、ちょっと汗ばんでもどっと疲れる様な気がする。10時頃に屋上の鉢植えに水をあげようと太陽の下、日陰がないと数分で身体がほてってくる。

ちゃんと早起きしてあげないとこれからは駄目ですねえ。

アーモンドの木は50cmくらいの鉢に植わっているのだけれど、横から2,3種類の他の木も生えてきていて、ほっておいたら、そのうちの1本はもう1mくらいの高さになって、葉も沢山繁っている。今年はまっすぐ一本伸びていたのが何本にも分かれて新しい葉が出ている。しゃがんで見ていたら、その葉の下にいくつもの蓑虫がぶら下がっていた。この木にだけついているのはこの葉が好きだから?これはこのままにしておくともっと沢山増えるのかしら?

 

夕方、ほぼ道路も日陰になってから近所に地元の農産物を売るお店が出来たと聞いて、行ってきた。夕方でもうほとんど残っていなかったが、ブロッコリーとブルーベリージャムと烏骨鶏の卵を買ってきた。今まで北口にあったのが、売っていた場所が使えなくなり、南口に越してきたとの事だった。

私の住んでいるのは南口。なので越してきてもらって、こちらは有り難い。しかし、そこへ行く途中の市役所、裁判所、都の税関などの事務所が軒並み今は北口に移転してしまった。人の流れはずいぶん変わってしまったと思う。

その通りの街路樹は桜なのだが、どの木をみても木の下の方は葉がもうもうと繁っていて、下からヒコバエがたくさん出ている。下の方からこうやって葉が沢山出ているのは木が弱ってきた時と読んだことがあるが、上を見上げるとやはりスカスカで葉も枯れかけているようにも見える。

そんなふうに見上げていたら、市民会館から出てきた人が、その隣の空いている植え込みの部分をさして、今年の雪の時に倒れて、横の石垣を壊して、電線も切ったのだと教えてくれた。もう寿命だから市に切って欲しいと言ってあるという。雪の時にずいぶん枝も切ったようだが、それでも木が倒れる危険があるからと。

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下の方は紫陽花かしらと思うような大きな葉が沢山でているけれど、上の方は元気がない。寿命というのは木そのものが枯れてしまうことなのか、下から出てくるものと交代するということなのか。街路樹は管理している上で倒壊の危険ありとなったら、そのうちみんな切られてしまうのか。去年までの様子をそんなによく観察したことがなかったのだけれど、なんだか桜の木が訴えている様な気がしてしまう。残念ながら、聞いてみたいと思っても、今の私には桜の言葉はまだ聞こえない。

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使われなくなった建物の裏手にタチアオイ?でしょうか花が一杯。

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