昨日義姉の家まで行って、近くのお店でお昼を食べてきた。家を出たのがもう1時近かったので、電話してどこかでお昼を一緒に食べましょうということになったのだが、時間が遅かったためか何軒か電話をしても、どこも一杯と言われて、義姉の家から数分の所にスーパーが経営しているイタリアンが有るからとそこにした。そんなに近いのに義姉は2度目でご主人は初めてとの事だった。お店ができてからは大分経っていて、初めて義姉が行った頃とは実は同じイタリアンでも変わっていたそうだが、行ってみたら石釜で焼くパンとサラダが食べ放題で窯焼きのピザかパスタかスープを選ぶランチで、とっても美味しかった。一駅違う所にあるサンマルクには夫婦で行ったことがあると言っていたけれど、私の知っているサンマルクより、こちらの方がずっと美味しくて値段も手頃だった。家から近かったら頻繁に通いたい所だけど、近すぎると以外に入りにくいのか、近い所の方が知らなかったりするようだ。
帰り道、青梅線の福生駅から拝島あたりまでの一つの交差点毎に5、6人のお巡りさんが立っていた。線路の反対側は横田基地があるので、何かを警戒しているのだろうか。何事かが起ころうとしていても一般人には分からないことばかり。この間オバマさんが明治神宮前を参拝したときもその前を通ったのに、帰って夕方のニュースをみるまで知らなかったし。
今朝のニュースでゴールデンウィーク前半が終わりました、と言っていたけれど、4月もまた今日で終わりとは。
日曜日は八王子の東京富士美術館へ行った。『開館30周年記念・東京富士美術館所蔵 江戸絵画の真髄』 を見た。近い割には初めて訪れたのだが、すべて富士美術館の所蔵で若冲・蕭白・応挙・呉春が初公開とあり、持っている所は持っているのだと思った。
また、鈴木其一の風神雷神図襖(八面)があり、そこで4大風神雷神図が俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、そしてこの鈴木其一とあった。そういえば先日国立博物館の『栄西と建仁寺』で国宝の宗達の風神雷神が公開されていたのを見た所だった。それに合わせて、国立博物館の平成館のほうで、博物館所蔵の光琳のほうの風神雷神も公開されていた。
宗達の風神雷神図が1624年頃でそれから一世紀後の1710年頃に光琳の風神雷神図が描かれた。更に一世紀後の1821年頃に抱一の風神雷神図が描かれて、抱一の弟子の鈴木其一は襖4面の両面に風神と雷神を描いた。
そんなことを調べていたら、酒井抱一の風神雷神図も出光美術館で5月6日迄、公開されているという。ゴールデンウイーク後半の予定になんとか組み込んで見てみたい。
ミュージアムショップで絵葉書を一枚買った。ミュージアムショップではロバート・キャパの絵葉書が売っていて、今東京都写真美術館で行われている『101 年目のロバート・キャパ』の写真も富士美術館の所蔵という。月曜日は普通は休館のところゴールデンウイークのためか開催されていたのでこちらも見に行ってきた。報道写真というのは見た人に与える影響はとても大きいけれど、その写真を写しているロバート・キャパの目線に惹かれてしまうのだろうか。
行く先も、この文章もとりとめも無く、ゴールデンウイークの半分とともに終わり。