稲と麹と

昨日の夜テレビを見ていたら、DASH村でお米が収穫できたと稲を植えるところから収穫までを流していた。今年は去年の2倍くらいの豊作であったようだ。その稲刈りの前にぎっしりと実った稲を見ていた明雄さんが、そこに稲麹という丸い、カビがついているのを見つけた。「これがつくと昔から豊作だと言われている」とのことであった。

 

何故かは分かっていないがそういう年が多いと言われているらしい。しかし、今一般では、色や生育に難が出るとして、稲麹病として農薬を撒くようだ。

 

そして、お風呂から出てきたら、NHKスペシャル和食・千年の味のミステリーというのをやっていた。前半は見逃してしまったが、和食特有のうまみの詰った調味料が、<日本麹カビ/アスペルギルス・オリゼ>という、カビからもたらされているといい、それは日本人が千年程前に抽出する方法を世界で初めて編み出したという。

アスペルギルス・オリゼのオリゼは米や稲を意味する言葉らしい。

 

カビはどこにでも何億種類もあるのだろうが、そこからカビ毒という有害なものも発生することもある。日本人はその中から毒ではなくて醸造に欠かせない働きをするものをちゃんと培養することができたのだ。

 

稲麹と日本麹が同じものなのかどうかはわからないが、稲が日本にあって、そのカビが日本にある。お米の白い粒を見ていると、ただ有り難くなってくる。

 

ところで、先ほどDASH村のホームページを見てみたら、そのDASH村の現況報告では2011年10月21日の更新のままだった。村の写真は2011年7月に放射能汚染度調査をした報告のままであった。

場所を変えて福島の人達の協力のもと今回のお米が収穫されて、今年も全量検査は青ランプで良かったと喜んでいたが、あの村に帰れる日はいつだろう。

 

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