ゴミが有料化になる前に、家の中を整理してしまおうと義母の家から毎週たくさんのゴミが出てくる。引っ越してきてから20年以上食器棚の一番上は開けた事すらなかったのに、全部にびっしりと荷物が詰まっている。
一度も使った事の無い、高級鍋、湯豆腐専用なべ、蒸し器、プラスチックの重箱、色々な用途のそれぞれの食器、出しても出しても出てくる。
昭和の頃に人がたくさん家に集まって飲んだり、食べたり、そういう事は平成になってからすっかり無くなってしまった。これからももう2度とないのだろうか。
前までお葬式でもお祝いでも家でやることもあったが、家の中では狭いから、人が集まるのは外になったし、前は近所の人達が手伝いに来たりしたけれど、そういうものもなくなった。
まだ使えるものばかりだが、家の食器棚のスペースの方がずっと狭いので持ってきても入れる所はない。しまう場所がなければ、常に新しい物がきたら何かを捨てなければいけないのだ。
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沼の暮らしは豊だ、お金はないけれど。自然は食べ物を十分に与えてくれる。かえるとか、ウナギとか、カタツムリとか。
一度も使わなかった物は確かに最初から必要ではなかったのかもしれない。
でも今でもまだこれは使うかもしれないとも思う。手放す事は難しい。どうしてこんなに溜まってしまったのか。今、日本の各家庭には一体何れくらいの使われない物があって、これからもやっぱり使われないままであるのだろうか。
今朝もいくつか出したと思ったら、もう来週の金曜日のゴミが並んでいる。