ウォッシュレット
一年前にちょうどトイレが詰まってという話を書いていたが、今回は下の階の義母のトイレのウォッシュレットが壊れて、メーカーさんに修理をお願いした。
こちらのトイレは23年間使っていて、初めて壊れた。もう部品もないし、これは交換するしかありませんね、ということで、ウォッシュレットの便座部分の交換となった。
新しいものは機能がたくさんついている。ウォッシュレットの洗い方だけでも何通りかある。一番感心したのは、さすがに今の時代の清潔さへの求めに応じて、まず人が前にくるのを検知すると便器内とウォッシュレットのノズルを除菌水で洗うという。使う前にもおしりボタンを押すとまずノズルを洗う。更に使い終わってからも自動で洗う。更に出てから5分くらいすると、再び洗う。説明では1時間位するとか、とにかく人がいなくてもまだ自動で洗うのだという。驚いた。でも公共のトイレとかでもこれくらい、徹底的に洗っているというのなら、安心して使える気がする。
ところで、23年間よく保ちましたね、とメーカーさんと話すと正直なかたで、「昔のもの程、保つんです。新しいものの方が故障しますね」とのこと。
そういえば、我が家のトイレも8年前にリフォームした時に、新しいものに代えてから、すでに3回もメーカーさんに来てもらっている。こちらはまたメーカーが違うのだが、「ウチでも同じですよ」と言う。
新しいトイレには機能がたくさんついているのだが、今年になってから自動で流すのが、勝手に何度も流れるようになってしまい、見てもらったがはっきりわからず、かといってまだ買い替えるのはとてもという事で、結局自動で流すのを止めて、手動で流している。さらに、蓋も人が来ると自動で開くのだが、これも時々開かなくなってきた。
センサー部分を拭いてくださいといわれ、掃除のときも気をつけているのだが、改善されない。制御する機能が壊れているのではないかと思うが、だからといって、まだ買い替えるにはこちらはちょっと早すぎる。
23年前に一緒に買ったもので洗濯機がある。こちらもまだ現役である。
昔の機能がシンプルなものは意外と長持ちする。
ところが、今回のウォッシュレットも買い替えると、部品の補償は何年間です、とか、6年以後は有償で点検を依頼してくださいという。そうでないと、古い家電は発火したりする危険がありますという。
立派に20年以上も働いてくれたのに、新しいものは最初からそんなに保ちませんよとメーカー自ら念を押しているようで、残念な気もする。
喫煙
宮崎監督の映画や本人のドキュメンタリーなどでとにかくタバコをすっているシーンが多いとか、悪いとか新聞の意見欄でもよく見かける。
私の祖母は肺がんだった。若い頃、結核が移らないと言われていたので吸っていたせいだと親戚が言っていた。叔母も肺がんだった。本人は吸わないが副流煙でなるとその頃言われた。
父はヘビースモーカーで80を越えたが今の所無事である。
近所のおじさんは60代で肺気腫で亡くなったが、やはり若い頃に吸っていたせいよと奥さんが言っていた。
つまり、何が言いたいかというと、ずっと吸い続けている人を癌になると決まっていると思っても100%そうではないし、ちょっと吸った人でも周りで亡くなった人はかなりいる。私は喫煙室の煙は耐えられないし、皆吸わない方がいい。
副流煙の方がより身体に悪いとも聞く。
ニコチンの依存性は止めたいけれど止められないという理由であるならば、麻薬と同じだから禁止すればいいと思う。
子供が憧れるから、大人がタバコを吸っている映像さえ無くせばいいというのはちょっと違う気がする。
依存性で止めたいけど止められないものは他にも身の回りに一杯ある。それらはどうするか。今の所、自分で判断していけないものは避けるしかない。
カフェインや人工甘味料やいけなくなったらその度に映像を削っていくことになるのだろうか。タバコとは全然問題が別?それも思い込みかもしれない。