鴨長明『方丈記』 2012年10月 (100分 de 名著)
- 作者: 小林一彦
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: ムック
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町内会の運動会でお昼の後、終了後の反省会までの間に会館で留守番をしている事になった時に、1人残った方がその間に読むからと、家から持ってこられた本がこの9月号だった。
そして、今月は方丈記よと教えてくれたのだ。Eテレでこういう番組があると初めて知った。
方丈記は書き出しだけ有名すぎて、それだけで知っているつもりになってしまっている。去年の震災後に取り上げられてはじめて内容を知った。
もともと古典など苦手で読んだ事がないので、本屋でテキストを見て、買ってきたのだ。
テレビでは水曜日にやっていて、そちらもわかりやすくて面白い。
確かに800年前の人なのに、解説を聞いていると、今の若者とは話が合わない世代になってしまったが、年代の近い、鴨長明さんの話の方がよっぽど共感できるような気がしてくる。
テキストの始めにのタイトルが800年目のツイートとなっているが、今の時代にたくさんの人がブログを書いているように、この時代にもたくさんの人が日記を書いていたという事実が興味深い。
というか、昔から日本人には書く、という習慣がずっとあって、今があるというべきか。
それにしても、学校で習ったから、書き出し部分は知っているのだろうけど内容もちゃんと勉強して欲しかった、若い頃の自分に。